「Notionでいい感じのページを作ったのに気づいたら使わなくなっていた」
なんてことありませんか?私は何度もありました。
私の場合、その原因の多くは「登録するのが面倒」でした。この問題を解決してしまえばNotionを活用し続けられることができるということになります。
このナレッジでは、「共有機能」を活用してブラウザやSNSからNotionへの登録作業を簡単にする方法を、私の活用例「料理レシピ管理」を元に紹介します。
SafariやChromeを使用している方は、一度は「共有」機能を目にしたことがあると思います。
この共有機能の使用することで、スマホで見ているページ(ブラウザ、SNS、ファイルなど)のタイトル・URL・ページ内容をまとめてNotionのページに登録できます。
ページが作成されました!
X(Twitter)/ Instagram / Tiktok
※PCからの場合、拡張機能を入れておく必要があります。
Save to Notion
ここからは、実際に私が使用し続けている料理レシピ管理の作成過程を元に、情報登録・管理がいかに簡単になるのかを紹介します。
私は現在一人暮らしで、基本自炊をしています。日々、WebブラウザやSNSなどで気になるレシピを見つけては、ブックマークやいいねをしてレシピを管理していました。
しかし、複数の場所で管理されているため、検索しづらくどのプラットフォームにどのレシピが保存されているかが分からない状態でした。そこで、Notionで料理レシピを一元管理することにしました。
料理レシピを管理しているデータベースページのプロパティ設定は以下になります。
プロパティ | 名称 | 用途 |
---|---|---|
名前 | レシピ名 | レシピのページ名を登録 |
URL | レシピ元 | レシピのリンク |
セレクト | 料理名 | レシピの料理名 |
セレクト | ジャンル | レシピの料理ジャンル |
マルチセレクト | 具材 | レシピで使用している主な材料 |
Notionにデータベースを作成したものの、見つけたレシピのURL・材料・手順をいちいちページにコピペするのが面倒でした。以前はタップ1回で保存できたいましたが、上記の方法だと、コピー⇒移動⇒ペースト⇒戻る…×3を繰り返し、結果12回も登録ステップが必要になっています。
登録頻度も高いため、こんなにアクションが多いと登録作業が面倒になり使わなくなります。そこで、見つけたのが共有によるページ作成の方法です。
保存したいレシピを見つけたら共有でNotionにページを作成します。(ページ名は自動入力)
保存を押すとページ作成完了のプッシュ通知が来ます。
プッシュ通知をクリックすると自動作成されたページに直接飛ぶことができるので、そこでレシピの詳細をプロパティに設定します。
保存したレシピは全てNotionに集約されているので、フィルタ機能を使って過去に登録した料理レシピを直接検索できます。(例:スムージー かつ バナナ)
また、作成されたNotionページにはレシピサイトの内容がそのまま自動で入力されているので、リンク先に飛ばずとも必要な材料や手順を確認することができます。
レシピ登録作業は、12回から、共有⇒Noiton選択⇒プッシュクリック⇒保存⇒プロパティ設定の5回に半減しました。また、レシピ検索は、すべてのプラットフォーム上にあるレシピを自由に検索できるようになり、これまでよりもレシピ管理が便利になりました。
レシピ以外にも、気になるニュースや記事、買いたいものリストなどに転用することができると思います。
個人的には、ページの"つくりかた"よりも"つかいかた"を工夫するほうが圧倒的に活用しやすくなると思います。Notionに扱いづらさを感じている方は、つかいかたを工夫してみてはいかがでしょうか。