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AI予測分析ツールが精度向上に生成AIを使った「ヒント機能」を実装

作成者: BI LAB編集室|2023年10月27日

「Prediction One」の機能強化

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、AI予測分析ツール「Prediction One(プレディクション ワン)」の機能強化を行ったと2023年10月11日に発表した。予測分析の精度向上に生成AIを用いている。

データ分析ツールの特徴

「Prediction One」は、プログラミングや機械学習など専門的な知識がなくても簡単に高度なデータ分析ができるソフトウェアだ。

同ツールでは予測分析を「学習」「評価」「予測」の3つのフェーズに分けている。「学習」では過去のデータをインポートしてモデルを作成、「評価」では作成したモデルやデータ項目を精査、そして「予測」で将来の結果を導き出すというものだ。

分析に有効なデータをAIが提案

「予測」の精度を向上させるためには、「学習」フェーズで有効なデータを投入する必要があるが、予測したい内容について「どのようなデータを揃えればよいか」「どのデータに着目して分析すれば効果的か」といった疑問が生じる場合も少なくない。

今回の機能強化では、生成AIを使い「学習」フェーズでヒント機能を実装。それにより疑問に対するヒントを即時にリストアップして提案してくれるため、より確度の高い「学習」を実現することができる。

生成AIにはセキュリティの高いMicrosoft社のAzure OpenAI Serviceを使用している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ソニーネットワークコミュニケーションズ(PRTIMES)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001414.000000196.html