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AI/IoT活用ソリューション「Gravio」、DX推進にぺんてるが採用

作成者: BI LAB編集室|2022年12月9日

AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」

アステリア株式会社は、同社のAI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio(グラヴィオ)」を株式会社ぺんてるが採用し、DX推進を支援していると2022年11月28日に報告した。

ノーコードでデータ活用の仕組みを開発

「Gravio」は、AIやIoTを採り入れたシステムをノーコードで開発できるAI/IoT統合型エッジコンピューティングプラットフォームだ。簡単な操作でデータ収集・管理が行え、データに基づいた多様なアクションを自動で実行する。

新しいバージョンでは、AIによるデータの統計からパターンを作り出す画像推論機能が強化されている。

社員が開発した施設管理システム

ぺんてるは文具・描画材だけでなく、タッチパネルやペンタブレットなどの電子機器の製造販売を手がけるモノづくり企業だが、AIやIoT人材の育成、開発環境の整備などに課題を抱えていた。

そこでIT開発経験の少ない管理系部門や若手社員で構成されたプロジェクトを立ち上げ、「Gravio」を使って自動監視ソリューションを開発。これまで目視で行ってきた施設管理業務を、AIカメラやIoTセンサーを導入して業務効率化・セキュリティ強化を実現した。

また会議室やトイレなどの共有スペースに人感センサーやドアセンサーを設置し、利用状況の「見える化」にも成功している。現在は工場のリモート監視や異常検知システムの構築なども検討中だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

アステリア株式会社のプレスリリース

https://www.asteria.com/jp/news/press/2022/11/28_01.php