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マス広告による消費行動の変化をタイムリーに分析できるツール誕生

作成者: BI LAB編集室|2022年10月26日

レシートからデータを分析「Data flip(TM)」

東芝データ株式会社は、購買統計データ分析ツール「Data flip(TM)」の提供を2022年10月20日より開始する。

電子レシートサービス「スマートレシート(R)」から得られる購買データを統計化し、実店舗における消費行動パターンを閲覧・分析するものだ。

広告発信前後の商品購買を多角的に分析

「Data flip」は、テレビCMや広告新聞などマス広告発信前後の商品購買状況を、スマートレシートから得られる仕組みだ。

指定した対象商品の前日までの実績をダッシュボードに反映し、グラフまたは表形式で可視化し、どのような状況にあるのかを客観的に見ることができる。

商品のシェア・ランキング、購入者の属性、広告出稿前後や広告投下後の売上推移の確認・比較が行えるほか、指定した期間の商品優劣の変化、競合とのシェア比較なども行える。

また、分析したい対象商品の切り替えも簡単に操作でき、ブランドごとの基礎情報や実態、比較も可能だ。

マス広告の効果をタイムリーに把握

インターネット広告と比較して定量化が難しいマス広告に対し、レシートから抽出できるシステムにより、これまで難しかった購買統計データの効果検証を実現する。前日までの実績を反映できることで、天候やイベントなど状況による変化も把握することができるツールだ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

東芝データ株式会社のプレスリリース

https://www.global.toshiba/jp/news/corporate.html