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シーネット、物流業界向けにKPIや経営戦略をサポートする分析ツールを開発

作成者: BI LAB編集室|2023年10月4日

Business Analytics(BA)

株式会社シーネットは、物流KPI設計をサポートする分析ツール「Business Analytics(BA)」を完成させたと2023年9月12日に発表した。クラウド型倉庫管理システム(WMS)のデータを活用したソリューションだ。

誰でも多角的な分析が行える

今回開発した「BA」は、WMSユーザーと物流専門家8組が実証実験を行い、物流KPI分析の標準版として構築。データ分析プラットフォームには、Qlick Sense(クリックセンス)を使用している。

WMSから様々なデータを取得し、工程ごとの作業生産性を把握できるため人員投入や曜日別の物流波動などの確認が行える。またエリア別、カテゴリ別などピッキングの頻度をランキングできるため、ピッキング導線の効率化も可能だ。

物流のデータソリューションとして

ほかにも在庫回転率の算出、長期滞留品、過剰在庫などの把握、ロケーション設定の検討が行える。さらに提携レポートの作成も標準搭載されており、センター向け、経営層向け、荷主向けなどそれぞれ作成できるのも特長だ。

「BA」は、WMS以外のデータを収集できデータ活用の幅が広がる。KPIの可視化、集計作業の効率化だけでなく、業務改善・経営戦略のサポートなど物流現場の様々な課題を解決できるツールだ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社シーネットのプレスリリース

https://www.cross-docking.com/news/ba-prototype/