総務省では2023年10月18日、「第8回 地方公共団体における統計データ利活用表彰」、「統計データ分析コンペティション2023」の受賞決定を発表した。
「地方公共団体における統計データ利活用表彰」とは、地方公共団体のデータ活用を推進し、データによる効率的な行政運営を促進する目的で行われている。
総務大臣賞は富山県の「主観的・多面的・持続的な『ウェルビーイング(well-being)』を捉える指標の策定と向上施策の展開」、統計局長賞は岡山県の「調査用封筒の切り替えに向けた検証」となった。
特別賞は大阪府豊中市の「市政データ利活用で企業立地促進施策の効果検証を可視化」、兵庫県神戸市の「EBPM で創る人口戦略」、長崎県「『つながる長崎』データ連携基盤整備事業」がそれぞれ表彰された。
もう一つの「統計データ分析コンペティション」は、高校生・大学生に対し統計の有用性とデータの利活用を促進する目的で行われている。
高校生の部は、杉山 輝恵(愛知県立岡崎高等学校)による「生活の形態と女性の社会進出」が総務大臣賞を受賞。
大学生の部では廣野 准貴、藤井 優菜、山下 航、吉本 正崇(南山大学総合政策学部総合政策学科)による「小中学生の不登校率における環境要因分析」が獲得した。
ほか優秀賞、統計数理賞、統計活用奨励賞、また学校表彰なども行われている。
(画像は総務省の公式ホームページより)
▼外部リンク
総務省のプレスリリース
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei09_01000082.html