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OOH広告の効果を計測する「MilCount」、東急線がデジタルサイネージに導入

作成者: BI LAB編集室|2023年3月9日

デジタルサイネージの効果を計測

パナソニック コネクト株式会社は、OOH広告(屋外広告)効果の可視化を可能にするサービス「MilCount(TM)(ミルカウント)」が株式会社東急エージェンシーに採用されたと発表。

2023年2月21日より東急線駅構内のデジタルサイネージに導入され、効果検証が行われている。

カメラとAIによる分析、BIによる可視化

「MilCount」は、媒体接触者のデータを 「速く」「見やすく」「簡単に」するクラウドサービスだ。独自開発のAI技術を駆使して広告の関心度などを分析できる。

デジタルサイネージに設置されたカメラにより人数・顔の向き・属性を検出し「媒体接触者」データとして計測。計測後は個人データ保護のため即時破棄される。

また、10m先・視野角120度以内の媒体接触者を「媒体視認者」と認識できるのも特徴だ。画像データ解析で得られたデータをAI推計ロジックに組み込み、媒体が設置されたエリア全体のデータを算出する。

そして閲覧用BIツールで媒体接触者のデータを分析。広告媒体の特性が見える化できる仕組みだ。

計測の検証と今後のデータ活用

東急エージェンシーでは、東急線のTOQサイネージピラー・計5か所にシステムを導入し、計測を開始している。今後はマスメディアやWebメディアとの統合的なプランニングの実現、オーディエンスデータの活用を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

パナソニック コネクト株式会社のプレスリリース

https://www.tokyu-agc.co.jp/