日本オラクル株式会社(以下、日本オラクル)がファンケルのDWH基盤について、「Oracle Cloud Infrastructure(以下、OCI)」で刷新されたことを6月7日に発表しました。
美と健康の領域を中心に幅広い事業を展開するファンケルは、2021年4月から開始の第3期中期経営計画で推進しているオンラインとオフラインの融合によって、各顧客に最適なアプローチを行うIT基幹システム実現に向けた「FIT3」への取り組みを掲げています。
より多くの顧客の「ファン化」を促進し、顧客データの高度な利活用をしていくため、ファンケルは今回、この「FIT3」の中核を担うDWH基盤を「OCI」で刷新しました。
ファンケルはDWH基盤を「OCI」で刷新するに伴い、これまで使用してきた「Oracle Exadata」の同等以上の性能や安定性に加え、移行の容易性などを要件として、複数のクラウド・サービスの比較・検討を実施。その結果、BI製品の操作性の維持や既存アプリケーションの親和性などにより、「OCI」の選定に至っています。
なお、「OCI」への移行はシステム停止時間が実質1日未満と少ない時間で行われ、業務への影響が全くないクラウド移行を実現。「Oracle Exadata」と「Oracle Business Intelligence」を、「Oracle Exadata Database Service」、「Oracle Analytics Server」に移行することで、DWH基盤全体の性能改善につながり、BIツールの利用ユーザーの体感処理速度を向上させます。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本オラクル株式会社 プレスリリース
日本オラクル株式会社のプレスリリース(PR TIMES)