ミーカンパニー株式会社は、医療資源分析ツール「SCUEL(スクエル) BI 糖尿病地域分析」をリリースしたと2023年11月14日に発表した。糖尿病をはじめ、心不全や腎不全に関する施設データを地域ごとに分析できるようになる。
同ツールは、医療機関・薬局・介護・医師データベースなど様々な種類の医療機関を統合したSCUELデータベースを活用して、糖尿病対応可能な専門施設を高精度に割り出せるというものだ。
糖尿病対応専門病院、かかりつけ医療機関、心不全対応、腎不全対応の4つの分析指標を標準搭載しており、それぞれの医療機能データから標榜科、専門医数、施設基準、管理・指導やその他の対応力を数値化。
糖尿病・心不全・腎不全に携わる製薬企業、医療機器メーカーなどに提供し、「糖尿病透析予防指導管理料」「高度腎機能障害指導加算」等の診療報酬上の評価が行われている施設を中心に、適切な情報提供活動が行える体制をサポートする。
11月14日は世界糖尿病デーであり、日本でも令和元年国民健康・栄養調査によると6人に1人が糖尿病もしくはその予備軍であると推計されている。
その背景を受け、データによる適切なアプローチを推進する今回のツールを開発。課題である糖尿病性腎症の重症化予防に取り組むための地域医療データの分析が可能になる。
(画像はプレスリリースより)
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ミーカンパニー株式会社のプレスリリース(PRTIMES)