株式会社truestarは、2023年度より「北陸大学データサイエンス・AI教育プログラム」に協力していると2023年6月12日に発表した。国内でも先駆的な産学連携プロジェクトだ。
同社は、北陸大学で履修する学生のデータ分析スキル向上として専用の分析用オープンデータ基盤を構築・提供している。
データ基盤は、同社が契約しているSnowflakeの環境を用いており、無償公開している「Prepper Open Data Bank(PODB)」の全データが格納されている。
たとえば総務省統計局e-Statの人口・世帯数や出生数、国土交通省の国土数値情報である境界線や医療、鉄道などのポイントデータ、気象庁の気象データ、経産省のgBizINFO法人データ、内閣府カレンダーなど、収集・加工に膨大な時間を要するデータ群だ。
また同プログラムでは「統計学Ⅰ」授業の教材として、オープンデータの活用演習動画も提供。動画ではBIツール「Tableau」を用いた分析方法を学ぶことができる。
北陸大学でのプログラムは、データ分析を地域や職場に活かすことのできる人材育成を目的にスタートした。オープンデータの利用はデータの前処理が課題であったが、今回の連携により学生達が迅速にデータ分析に取り組めるようになる。
(画像は株式会社truestarの公式ホームページより)
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株式会社truestarのプレスリリース(PRTIMES)