こんにちは。Kohです。
昨年末あたりにSnowflakeナレッジで感情分析をしていたのをみて、
そのQlik ver.をやろうと思ったのが今回のきっかけです。
近年テキストデータ(レビューやコメントなどの文章)の分析を試みている方が増えているように感じます。
技術進化で取り組みやすくなったからなのか、より詳細に分析したいからなのか…?
それぞれ目的は異なると思いますが、
早速タイトルの通り、外部ツールを使った感情推論→Qlikでの分析を試していきます!
以下の準備が必要です。
・Qlik Cloud 分析環境(分析アプリが作ればOK)
・Qlik Cloudの機械学習エンドポイントをON
管理>設定>機械学習エンドポイントをON(権限によってはQlik Cloud管理者に依頼)
・サンプルデータ
今回は生成AIに100行のコメントデータを作成してもらいました
Amazon Comprehendを使用するため、以下も準備が必要です。
・IAMユーザーとロール
・IAMユーザーのアクセスキーとシークレットキー
検証している時に1つ詰まった点があります。それはこのコネクタの1つの制約事項です。
Amazon Comprehend コネクタは、リクエストごとに 1000 行に制限されます。これらは、25k 行のバッチ形式でエンドポイント サービスに送信されます。より多くの行を処理する必要があるシナリオでは、データ ロード スクリプト内の Loop を使用して、より多くの行をバッチ処理します。
要はMax1000行ずつしかリクエストできません。
1000行以上のテーブルを処理したい場合は、ループしてリクエストを送る必要があります。
参考までに今回使ったデータ(1000行オーバーver.)で試した際に使ったスクリプトです。
(よりスマートな方法があれば教えてください!)
今回はSentiment Analysisに限った制約事項を取り上げましたが、
このコネクタにはその他の制約事項もありますので要確認ください!
Qlik製品内でもAutoMLやAIを活用した製品が続々と登場しています。
(2025/4月時点で感情分析は不可)
それらを活用する方法もありますが、今回のように外部サービスの活用もできます。
それぞれのコンテクストに応じて、最適な手段を選択してみてください。
また別のサービスとQlikの組み合わせもご紹介できればと思います。それでは。