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【QlikView】折れ線グラフの表示設定

作成者: KJ|2014年7月25日

Qlikview(クリックビュー)では、グラフをいろいろな表示方法に設定することができます。

例えば、折れ線グラフの値が1000以上の場合は線の色を赤色にしたり、

それ以下の値になる場合は青色に設定することや線の太さの変更、線を破線にするなど細かく設定することによって、

より分かりやすいグラフを作成でき、スムーズな分析を行うことができます。

今回は折れ線グラフや円グラフの表示をより細かく設定する方法を紹介します。

初めに「Data_Source」の「カレンダー」、「売上明細」をロードスクリプトで選択し、リロードを行います。  

 

【シートオブジェクトの追加】から【チャート】を選択します。

チャートの種類は【折れ線グラフ】を選びます。

選択が完了したら、【次へ】ボタンを押します。    

軸項目は【年四半期】を追加します。 追加が完了したら、【次へ】ボタンを押します。      

【数式の編集】は「sum(売上数量)」と入力します。 数式の入力が完了したら、【OK】ボタンを押します。

   

数式の画面で表示の設定を行っていきます。  

まず、背景色を変更していきます。

背景色を選択して、定義を「if (sum ([売上数量])*1<150000,RED(),Yellow())」と入力します。

この式は売上数量が150000以上ならば、線の色を緑色、以下になるなら線の色を黄色になるように定義しています。

背景色の定義が完了したら【OK】ボタンを押します。    

グラフの値によって色が変更されていることが確認できます。    

続けて、他の項目も変更していきます。

【プロパティ】を開いて、【数式】タブから【データ点の値】にチェックを入れます。

【テキストの色】を選択して、定義に「Blue()」と入力します。

【OK】ボタンか【適用】ボタンを押すと、折れ線ごとに数値の値が青色で表示されていることが確認できます。

   

【テキスト書式】は定義を'<B><U><I>'と入力します。

Bは文字を太字、Uは文字を下線、Iは斜線にそれぞれ変更ができます。    

【分割円】は円グラフを設定する際に利用しますので、今回は設定しません。

続けて【補正】と【線のスタイル】を説明していきます。 【補正】は「sum(売上数量)」と定義します。

定義を入力したら、【OK】ボタンを押します。      

Y軸が200000から2倍の400000に補正されていることが確認できます。      

【線のスタイル】を設定してみます。 定義は'<S3><W3>'とします。

<S3>は破線になり、数字の分だけ破線の間隔が広がります。 <W3>は数字の分、線の太さを変更することが出来ます。

         

最後に【値の表示】を変更することができます。 定義をsum(売上数量) <= 150000と設定します。

この定義で150000以下の値は表示されないように設定できました。      

この設定は棒グラフ以外のチャートにも応用することができます。

 

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