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【QlikView】変数を使った言語の切り替え

作成者: KJ|2014年8月25日

こんにちは、こーです。

今回はQlikView(クリックビュー)の変数を使って、表示されている言語を変更させていくようにします。

変数で設定したボタンを押すたびに、日本語 ⇒ 英語 ⇒ 中国語 ⇒ フランス語 ⇒ ロシア語の順に変更させていきたいと思います。

今回は上記の5言語を使っていますが、他の言語にすることも可能です。

その場合は使用する言語が入力されているExcelファイルを読み込むか、インラインロードで入力する必要があります。

今回は記事用にExcelファイルを用意しました。以下のボタンからダウンロードしてください。

Excelファイル

[wpdm_file id=11]

 

ダウンロードが完了したら、Qlikviewを開いてください。

Qlikviewを開いたら、Excelファイルをロードスクリプトで読み込んでください。

読み込みが完了したら、リロードをかけます。

 

リロードが完了したら、変数の設定をします。

【設定】⇒【変数一覧】から変数の設定画面を開きます。

 

 

追加ボタンを押して、【変数名】を「vShow」、【値】を「0」にします。

【OK】ボタンを押します。

リストボックスを開いて、【すべて追加】を押します。

追加されたら、【OK】ボタンを押します。

 

 

 

 

リストボックスをロシア語 ⇒ フランス語 ⇒ 中国語 ⇒ 英語 ⇒ 日本語の順に重ねます。

 


 

【シートオブジェクトの追加】から【ボタン】を選択します。

【テキスト】を「日本語」にします。

 

 

【アクション】タブでアクションの追加を以下のようにします。

 

 

【変数】と【値】を画像と同じにします。

【OK】ボタンを押します。

 

 

 

ボタンが完成したら、コピー&ペーストで5個に増やします。

【基本設定】で2個目のボタンの名前を「英語」、【アクション】で【値】を「1」

3個目のボタンの名前を「中国語」、【アクション】で【値】を「2」

4個目のボタンの名前を「フランス語」、【アクション】で【値】を「3」

5個目のボタンの名前を「ロシア語」、【アクション】で【値】を「4」にします。

 

 

 

 

次にリストボックスの設定を変えていきます。

日本語は「vShow」を1

英語は「vShow」を2

中国語は「vShow」を3

フランス語は「vShow」を4

ロシア語は「vShow」を5にします。

 

 

それぞれの言語のボタンを押すと、その言語のリストボックスが表示されます。

最後にボタンを変数でひとつにまとめます。

リストボックスのように、ボタンを重ねます。

変数の値を一つ前のボタンの番号にしていきます。

日本語は「4」

英語は「0」

中国語は「1」

フランス語は「2」

ロシア語は「3」と設定すると完成です。

 

 

ボタンを押すたびに、リストボックスの言語が変更されることが確認できます。

 

 

こー