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【データ連携】データパイプラインツール「CData Sync」の実行環境を作ってみた

作成者: BI LAB編集室|2020年10月02日

CData Syncとは

CData Syncとは、
SaaS データ(Salesforce、Dynamics 365、kintone等)を各種RDB やクラウドDWH (BigQuery、Redshift、Snowflake等)にローディングするデータパイプライン
ツールです。

ノーコードかつGUIベースで初心者にも優しいのが特徴ですが、
まだ国内事例やナレッジがそれほど多いとは言えません。

「まずは検証用に触ってみたい!」

と思っていても、実行環境を用意する必要があるため、
二の足を踏んでいる方もいるのではないでしょうか。

 

 

踏み過ぎて足痛い

 

 

 

そんな方に朗報です!
実は…AWSではCData SyncのAMI(マシンイメージ)がCData社公式で用意されているのです。

ということで、
本記事ではCData Syncの実行環境をAWSで構築する方法をご紹介します。

 

実行環境の構築

AWS マネジメントコンソールにログインし、
EC2の画面に移動して下さい。

インスタンスの作成をクリックします。

 

AWS Marketplaceを選択し、CData Sync と入力し、選択をクリックします。

 

Continueをクリックします。

インスタンスタイプを選択して、確認と作成をクリックします。

 

インスタンス作成の確認を行います。

※下記画面では「無料利用枠の対象ではありません」といった警告が表示されていますが、
 CData Syncには30日間の無料トライアルが用意されていますので、
 初めて利用する場合は警告は表示されず、ソフトウェアの料金もトライアル期間中は発生しません。

 

任意のキーペア名を入力し、キーペアをダウンロードします。

ダウンロード完了後、インスタンスの作成をクリックします。

 

作成ステータスが表示されます。暫く待ちましょう。

 

インスタンス一覧の[ステータスチェック]を確認しましょう。
チェックに合格したら実行環境の構築は完了です!

 

CData Syncを開く

インスタンス一覧からパブリックDNSを確認し、下記のようにブラウザからアクセスして下さい。

https://<instance_public_DNS>

サインイン画面が表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力します。

User: admin
Pass: <instance ID>
※instance IDもインスタンス一覧から確認できます。

[Sign in]をクリックすると、ライセンス認証画面が表示されます。
読み終えたら[I Agree]をクリックします。

 

CData Syncのメイン画面が表示されます。

 

今回は以上となります!

次回以降、
CData Syncを用いたデータ連携方法についてご紹介します。