time travelとは、「定義された期間内の任意の時点で履歴データにアクセスできる機能」です。(詳しくはこちら)
以下のような状況に出会ったこと、あると思います。
データベースを削除してしまった😱
他のテーブルをtruncateしてしまった😱
update文にwhere句忘れてしまった😱
time travelはこれを解決します。
今回は「update文にwhere句忘れてしまった😱」際の対処法を確認したいと思います。
以下のテーブルを使用します。
都道府県の番号と名前が格納されています。
それではPREFECTUREカラムの値をupdateします。
47都道府県名がすべて「新宿」になってしまいました。(...なぜ新宿)
ではテーブルをupdate文発行前の状態に戻しましょう。
「履歴」ページで先ほどのクエリを探します。
ありました。
上図にあるクエリIDを使用し、update文発行前のデータをselect&insertします。
結果を確認してみましょう。
しっかり復元されています!🤗
いかがだったでしょうか。
履歴データにアクセスできるのは非常にありがたいですね。
そしてこの機能にあまりお世話にならないように、慎重に作業していきたい所存です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。