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Tableauで作成するデータ分析でよく使われるチャート15選

作成者: BI LAB編集室|2020年11月18日

データ分析に役立つチャートが簡単に作成できるTableau

Tableauではデータ分析でよく使われるチャートをドラッグ&ドロップで簡単に作成することができます。

データを直感的に理解できるチャートが素早く作成できるだけでなく、細かい色使いによる美しいビジュアライゼーションができることもTableauの特徴のひとつです。

データ分析でよく使われるチャート15選

Tableauを使い始めたばかりだと、どんなチャートを作成することができるのか、気になるところだと思います。
そんな方に向け、今回はデータ分析でよく使われる基本的なチャートを、私の独断と偏見で15選しましてTableauで作成してみました。

 

1. 棒グラフ(バーチャート)

いろいろなチャートがある中で、最も利用頻度が高いチャートといえば、棒グラフだと思います。
Tableauでは棒グラフの高さだけではなく、色の表現によってさらに情報をプラスできます。


2. 並列棒グラフ

並列棒グラフは一つの項目になかで、2つ以上のメジャーを並べて表現しています。
メジャーごとに色を分けると、どちらの棒グラフが何の情報を表しているのか、より分かりやすくなります。




3. 折れ線グラフ

折れ線グラフは棒グラフと並んで、データ分析でよく使われる基本的なチャートです。
折れ線グラフは時間の経過とともに変化する値の増減を表現することに向いています。
1つのビューの中に項目が多くなりすぎると見にくくなってしまうので、色や線の数を少なくすることがポイントです。

4.複合グラフ

複合グラフは異なるチャートの種類を一つのビューの中で組み合わせて表現したチャートで、棒グラフと折れ線グラフの組み合わせがよく使われます。
単位が異なるメジャーの情報を一度に伝えることができます。

5. ツリーマップ

ツリーマップとは長方形の面積でメジャーの大きさを表すチャートで、項目ごとにメジャーの大きさをざっくりと把握したいシーンでの利用に向いています。
Tableauでは色でもメジャーの大きさを表現できるので、より直感的な理解がしやすくなります。

6.ヒストグラム

ヒストグラムはメジャーの分布や偏りを見るときに使うチャートです。
ヒストグラムでは縦軸を度数、横軸を階級という呼び方をします。
データ全体を俯瞰するほか、異常値がないかを確認したいときにも作成します。

7.箱ひげ図(ボックスプロット)

箱ひげ図もメジャーのばらつきや分布を表現するチャートです。
ヒストグラムは一つのビューで一項目しか表現できませんが、箱ひげ図は複数項目についての情報を一つのビューで伝えられることがメリットです。
ただし、その見方については四分位数などについて知識が必要であるため、見せるだけでだれでも理解できるものではないことに注意が必要です。

8. 散布図

散布図は2つのメジャーの関係性を把握したいときに便利なチャートです。
Tableauでは色やプロットの大きさなどの表現を加えることで、さらに情報を追加することができます。
散布図も異常値、外れ値などを素早く見つけたいとき便利なチャートです。

9. クロス集計表

クロス集計表は計算結果を表形式で表した最もシンプルな表現です。
データはビジュアル表現したほうが直感的に理解しやすくなりますが、詳細な値を把握したいときや、集計表に慣れ親しんだ人に対して違和感なくデータの内容を伝えたいときに使うと有効です。
また、Tableauで作成した計算式が間違っていないか確認するときにも便利です。

10. ハイライト表

ハイライト表は集計表の値に応じて背景色を付けた表です。
単に文字や数字が並んだだけのクロス集計表と比較してみると、色による情報を追加するだけで、データがより直感的に理解できることがわかると思います。

11. ヒートマップ

ヒートマップはクロス集計表の数値の代わりに、四角や円の大きさや色で表現したチャートです。
詳細な値はわからなくなりますが、項目の多いメジャーのについて全体をざっと俯瞰したいときに便利です。

12. 積み上げ棒グラフ(帯グラフ)

積み上げ棒グラフは、棒グラフの中が構成する要素に分かれていチャートです。
例えばトータルの売上に対して、一年ごとの売上がどれくらいあったか、など確認したいときに便利です。
1つの項目のなかで各要素が全体に対してどれくらいを占めているのか、割合の計算が簡単にできることもTableauの魅力の一つです。

13. 積み上げ面グラフ

積み上げ面グラフは折れ線グラフが複数項目に分けられるときに、各項目がどれだけの割合を占めるのか、色で塗りつぶすことによって表現したチャートです。
時系列にそって各項目の占める割合がどのように推移しているか、確認したいときには積み上げ面グラフが便利です。

14. 色塗りマップ

地図の領域を色で塗り分けたチャートが色塗りマップです。
例えば各都道府県ごとにある店舗を合計して、都道府県などの地域を丸ごと色で塗り分けます。
地域によって売上や利益に特徴があるのか、ぱっと見て理解することができます。

15. 比例シンボルマップ

地図の場所をマッピングして、さらに円やアイコンの色や大きさで各地点がもつ情報を表すチャートが比例シンボルマップです。
例えば一つの都道府県の中に複数店舗がある場合、シンボルマップを使うと各店舗ごとの場所、売り上げなどの情報を一目で伝えることができます。


Tableauの基本的な使い方を勉強したい方へ


今回のチャートはすべてサンプルスーパーストアのデータセットを使用して作成しています。
Tableauの基本的な使い方を覚えたいという場合、まずはこれらのチャートから作ってみることから始めてみてはいかがでしょうか。
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