ウイングアーク1st株式会社(以下、ウイングアーク1st)がBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」と、電子帳票ツール「i-Reporter Cloud」を連携させたと、5月30日に発表しました。
今回の連携で、同電子帳票ツール内の帳票データを同BIダッシュボード内のデータストレージに、自動データ同期することが可能になりました。これにより、建設現場や製造現場においては、データから傾向把握が可能。データの有効活用によって、作業工数の削減や生産性の向上につなげることが可能です。
今回の両製品連により、現場においてモバイル端末などで入力したデータを、「MotionBoard Cloud」上でリアルタイムに集計および可視化が可能となり、即座にレポートとして出力・共有することができます。
同連携システムは、伊福精密株式会社で既に導入されており、加工方針書の運用や5Sパトロールの実施を同電子帳票ツールで実施、電子帳票化・データ化し、同BIダッシュボードでそれをリアルタイムに集計・可視化しています。
そうすることで、リアルタイムな状況把握やデータに基づいた傾向把握ができ、月10時間かかっていた温度管理業務に関わる工数を、月2時間に削減。また、生産現場の可視化によって、「数字を見て対策を検討する」体制の整備などを実現しました。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ウイングアーク1st株式会社 プレスリリース
https://www.wingarc.com/public/202205/news1575.html
ウイングアーク1st株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
BI LAB(データ活用研究所)編集室です。 BI、AI、DWHなどデータ活用に関するトレンドやニュースやコラムをほぼ毎日配信しています。押さえておきたい基本知識から、最新ニュース、事例インタビューやお役立ち情報・セミナーレポートまで、データ活用の専門家ならではの視点と情報量でお届けします。