EBILAB社は、今年の3月下旬にAIカメラの画像認識テクノロジーと同社独自のBIツールを活用し、長浜市中心市街地への来街者調査を実施しました。
同調査は、長浜市産業観光部商工振興課から委託を受けたもので、同市の中心市街地におけるマーケティング活動に役立てるデータを収集するのが狙いでした。来街者のニーズに合わせたマーケティング施策には、来街者に関する基礎データの収集が必須です。
AIカメラを中心市街地内の観光スポット2カ所に設置し、来街者のカウントおよび属性データの計測を行いました。
AIカメラは、トリプルアイズ社の顔認識AIシステムAIZE Researchを基本としたクラウドシステムを使用。512次元の特徴を顔の画像から検出し、個別認識が可能です。さらに、属性データは性別や年齢のみならず感情の認識も可能としています。
収集した属性データやカウント数は、EBILAB社が同調査にあわせて開発したBIツールである「TOUCH POINT BI」で分析し、来街者のビッグデータから必要なデータを集約。プラットホーム上で分析結果が一目でわかるようなシステムを手がけました。
同調査により収集したデータを分析することで、マーケティング戦略の構築、プロジェクトの効果の数値化、および投資効果の判定に役立てていく予定です。今後もEBILAB社では、IoT技術を通じて市街地の活性化に寄与していきます。
(画像はプレスリリースより)
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有限会社ゑびや プレスリリース(PR Times)
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