企業向けプログラミング学習サービスを提供するProgate社が実施した「会社員のITスキル学習効果に関する実態調査」の結果が発表されました。同調査の対象は20歳から65歳の会社員男女6,548人。基本的なPC操作を除いたITスキルから身に付けたいITスキルを調査しました。
身に付けたいITスキルは、プログラミングが31.1%、データ分析が26.7%、動画作成が20.1%という回答でした。また、IT研修に導入すると効果があると思うITスキルは、データ分析が最も多い51%との回答がありました。
ITスキル学習の導入により期待できる効果としては、業務効率化が54.5%、生産性向上が43.4%という結果になりました。
また、データ分析学習経験者224人に対して学習効果を尋ねたところ、活用されていないデータを活用できたとの回答が43.8%と最も多く、学習内容は今後の業務に役立つ、やや役立つとの回答が9割を超える結果となりました。
さらにデータ分析を学習していなかったらどうなっていたかという自由回答の記述形式で尋ねたところ、データ分析の手法を知らなかったがゆえに経験論や思い付き、精神論で仕事をしていたとの回答が見られました。
データ分析の学習機会は、実際の現場で働く人たちの効率化と生産性の課題を解決し、業務への効果を実感しているのがうかがえます。
(画像はプレスリリースより)
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株式会社Progate プレスリリース(PR Times)
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