LocationMind社は、日野自動車向けに車両位置情報などのビッグデータを活用した物流ソリューションを連携して開発する契約を結びました。LocationMind社は日野自動車より2億円の出資を受け、共同で物流ソリューションを開発します。
日野自動車が持つ商用トラックおよび物流業界の豊富な知識とLocationMind社のビッグデータ活用や分析技術を組み合わせて、リアルタイムで物流の運行管理ソリューションの開発を進めていきます。同連携で開発したソリューションは、年内にも提供開始予定です。
LocationMind社は、東京大学発のスタートアップ企業です。昨年8月に日野自動車開催のアクセラレータプログラム「HINO ACCELERATOR 2021~HINO DE SAFARI~」において、「日野自動車のVehicle Probeデータを用いたSaaS型事業」を提案し、優秀賞を受賞しました。
その後も、両社は協議と実証実験に取り組んでいました。LocationMind社のスタートアップだからこそのスピード感と熱意と、日本最大級の商用トラックの出荷台数を誇る日野自動車が持つ車両データを掛け合わせることで、日本のトラック輸送の課題解決に期待が寄せられています。
より戦略的に物流における課題解決を促進させるため、効率的で安全な物流体制の構築に協力していきたいと両社の代表は意気込みを語っています。
(画像はプレスリリースより)
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LocationMind株式会社プレスリリース(PR Times)
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