どうもです、Kohです。
最近は気温がぐっと下がり、ようやく秋を感じれるようになりましたね。
さて前回に引き継き『Qlik Answers』を取り上げていきます!
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前回の記事はこちら
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今回はQlik Answersをより効果的に利用いただくための機能をピックアップしてご紹介していきます。以下の順に取り上げ、最後に制限事項もリスト化しています。
※2024/11/19、日本国内での提供開始しました!(AWS東京リージョンでホスティング)
※2024/10/21現在、日本リージョンではサービス提供がされていません
※本ブログで日本語でのスクショが登場しますが、現時点で対応しているシドニーリージョンのテナントを利用しています
ナレッジベースのデータベースの中身は、日々更新されるものがあると思います。その更新内容をアシスタントへ反映(≒インデックス化)する前に、データソースにどの程度の変更があったかを確認できます。
【確認できる内容】
・新しくインデックスされるファイルの数
・インデックスされるファイルのサイズ
【利用用途】
・ファイルサイズから消費されるインデックスの容量(ページ数)を見積る
・ファイルの変更・更新内容を取得できているか確認する
(例)前回記事で使った弊社案内資料のPDFファイルに、以下スライド1枚を追加します
※Qlik Answersに関する記載は、このスライド以外に一切ありません
おまけでアシスタントに質問し確認までしましたが、
以上のようにインデックス化の前に、ファイルの更新情報を取得・確認できます。
これまでのインデックス化は全て手動で行ってきましたが、スケジュール化することも可能です。インデックスの自動実行によって、常に最新のデータソースに基づいた、アシスタントによる回答の生成が行われます。
これを設定することで、ユーザーに対してこのアシスタントがどのような目的に特化しているのかをアピールできます。またはウェルカムメッセージを設定してもよいと思います。
⭐おまけ
アシスタント以外にもナレッジベースやアプリなどQlik Cloud上で作成できるものには、「説明」や「タグ」などが設定できます。設定することで、ユーザーはそれらを開かずとも詳細を確認でき、より簡単に探しているものを見つけられます。
チャット開始時の質問リストを指しています。頻度高く投げられる質問などを追加することで、ユーザーにアシスタントの使用例を示すことができます。このスターターからでも、直接質問を入力しても、どちらでもアシスタントとの会話を始められます。
管理者ユーザーは、アシスタントが行った会話の情報を確認できます。各会話から、チャットの詳細や使用されたソース、フィードバックなどの情報が提供されます。これらの情報はアシスタントの質・価値を向上するための重要なリソースであり、管理者は積極的に活用していくべきでしょう!具体的には以下の使い方が想定されます。
【利用例】
いかがでしょうか。
今回はQlik Answersを組織内で効果的に使うための機能・カスタマイズをご紹介しました!
まだ生まれたばかりなので、これからの進化に期待ですね。
それでは。