この連載では、「Qlik Google Analytics Connector」を使用して、Qlik Sense で Google Analytics Account のデータを簡単に読み込む方法を紹介していきます。
「Qlik Google Analytics Connector」は、「Qlik Web Connectors」(旧QVSource)に含まれるいくつかのconnectorの1つです。
まずはQlik Market(リンク)からQlik Web Connectorsをダウンロード、インストールする必要があります。
このQlik Web Connectorsには様々なconnectorが含まれており、connectorには有償のものと無償のものがあります。
今回使うQlik Google Analytics Connectorはpremium connector(有償)であり、使用するには有償ライセンスが必要です。
異なるQlik Web Connectorsを初めて使用するときは、必要なデータソースへのアクセスを許可する必要があります。
この記事では、Qlik Google Analytics Connector に Google Analytics Account へのアクセスを許可する方法を説明します。
Qlik Web Connectorsアプリケーションを起動し、Webブラウザで開きます。
表示されたリンクをクリックするか、Webブラウザで<http://localhost:555/web>と入力します。
premium connector に移動し、[Qlik Google Analytics Connector]を選択します。
次に、Qlik Google Analytics Connector に Google Analytics Account へのアクセスを許可します。
そのために、Tablesメニューの[CanAuthenticate]を選択し、[Parameters>]ボタンをクリックしてください。
[Authenticate]ボタンをクリックします。
利用可能なGoogleアカウント(Googleにログインしている場合)、またはGoogleログインページが表示された新しいブラウザウィンドウが開きます。
新しいブラウザウィンドウが開かない場合は、ブラウザの設定を確認し、ブラウザのポップアップを有効にしてください。
Google Analytics で使用しているアカウントを選択します。
次のページでは、Qlik Web Connectors に必要な権限を与えます。
[許可]をクリックして続行します。
新しいポップアップウィンドウが開き、コードが表示されます。
このコードを「Authentication code」入力ボックスにコピーします([Authenticate]ボタンの隣です)。
[Save]をクリックします。
すべて正常に行えた場合、認証トークンと正しいユーザーが表示されます。
Qlik Google Analytics Connector が必要なConnectorにアクセスできているか、[Save inputs & Run Table]をクリックして接続テストを行いましょう。
すべて正常に動作した場合、1行3列の小さなテーブルが表示されます。
ここで認証に成功したことが確認できます。
つまり、Qlik Google Analytics Connectorが正常にGoogle Analytics Accountに接続し、データにアクセスできるということです。
認証トークンをクリアしない限り、接続されたGoogleアカウントにアクセスする必要があります。
次回は、この新しく作成した接続を使用して、Qlik Senseで使用するデータの種類を定義するクエリ URIを作成します。