Qlik Senseナレッジ - INSIGHT LAB

Qlik Senseでエクセルファイルに含まれる表題の行を無視する【データ整形】

作成者: Deck|2017年6月21日

エクセルファイルに含まれる表題の行を無視する

 

こんにちは。Deckです。

データ分析にツールを使うとき、そのままでは読み込めないデータを扱うことは多くあります。

下の表のようなデータも例の1つです。


 

とある会社の営業月報データのサンプルですが、1行目に表題がありますね。

普通、Qlik Senseでは表の1行目を項目名として読み込むためこのままではデータを取り込めません。

本当に必要なのは2行目以降のデータです。

 


 

エクセルを開いて1行目を削除してもいいですが、これは月報データなので毎月積み重なることを考えると自動化してしまえば手間がかかりません。

ということで、データの先頭行を取り込まないように設定する方法を解説します。

 

ヘッダーを取り除く設定

Qlik Senseで新規アプリを作成し、ドラッグ&ドロップでデータを読み込みましょう。


 

データのプレビュー画面ですが、

不要なデータがあるせいで項目名が正しく設定されていない上に項目名がデータの中身として取り込まれてしまう状態です。


 

ヘッダー サイズ」を1に変更します。

この設定項目によって1行目が無視されます


1行目が無視され、2行目が項目名として認識されるようになりました。


このまま「データをロードして終了」をクリックするとデータが取り込まれ、アプリが編集できるようになります。

 

この記事は、以上です。