Qlik Data Transfer(QDT)はクラウド版Qlik Sense(Qlik Sense SaaS)を利用する際に、データをクラウド上に自動でアップロードしてくれるツールです。
Qlik Sense SaaS単体では、DWHやローカルに配置しているファイルを自動でアップロードする機能がないため、データが更新されたときにSaaS上でも最新データを反映するためには、QDTをSaaSと連携させる必要があります。
今回はそのQDTを使い、ローカルに配置したExcelファイルが更新されたときに、SaaS上にデータを自動でアップロードする設定方法をご紹介したいと思います!
まずはQlik Data Transferをアップロードしたいファイルが保存してあるコンピューターにインストールしてください。
インストール手順については、以下の公式ヘルプをご参照ください。
Qlik Data Transferのインストール
無事にインストールが済み、起動できるようになったら以下の手順でデータフォルダを設定していきます。
以上で設定は終了です。簡単ですね!
これで設定したフォルダのデータが更新されると、SaaS上にデータが自動でアップロードされます。
上記の手順で設定すると、データフォルダ内に配置したデータが更新されたときに、データがSaaS上にアップロードされます。
したがって、とりあえず現在フォルダに配置してあるデータをアップロードしたいという場合、手動でデータをSaaS上にアップロードする必要があります。
QDTを使って手動でアップロードする場合、以下の手順で行います。
簡単ですね!
更新を待たずにデータをSaaS上に置きたい場合は、この手順を参考にアップロードしてください。
最近のQlik Senseアップデート情報をチェックすると、 SaaS機能のアップデートが重点的に行われているようです。
SaaSを利用される場合、Qlik Data Transferを利用することでデータを効率的に最新状態に保つことができるので、ぜひご活用ください!