世間では働き方改革が叫ばれていますが、みなさんの会社ではどのような取り組みをしていますか?
働き方を効率的にするためには、チーム内での情報共有が重要になります。
そこでこの記事では、毎日の行動をデータに基づいたものにするために、Tableauで作成したKPIレポートを日次でSlackに自動共有する方法を紹介します。
今回構築するのは、Tableau Server上にあるレポートをPDFにして、自動的にSlackに投稿する仕組みです。
使用するのは上記5つのツールです。
それでは早速作っていきましょう。
まずは、Tableau Desktopで共有したいKPIレポートを作成します。
レポートは人それぞれで異なると思いますので、作成の工程は省略します。
作成したレポートをTableau Serverにパブリッシュします。
詳しい方法は以下のTableauヘルプにまとまっていますのでご参照ください。
https://onlinehelp.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/publish_workbooks_howto.html
レポートをパブリッシュできたら、次にそのレポートをPDFファイルとしてエクスポートします。
このときに保存先をGoogleドライブに設定します。
エクスポートの詳しい方法は以下の投稿を参照してください。
tabcmdでPDFをエクスポート(1)
さらに、エクスポートをbat処理等で定期実行するようにしておきましょう。
次に、GoogleドライブからSlackに投稿する部分を作成します。
ここで使用するのが、Googleスプレッドシートです。
Googleスプレッドシートのスクリプトエディタに以下のコードを貼り付け、チャンネル名やユーザー名を適宜修正します。
このスクリプトを実行すると、Slackの指定したチャンネルに”TableauBot”がPDFレポートを投稿してくれます。
定期実行の設定をしておけば、毎日最新のレポートをチャンネル内で共有することができます。
以上、『Slackで日次KPIを共有する』でした。