こんにちは、okkunです。
今回は表題の通り…と言っても伝わりづらいと思うので、まずはやりたいことを視覚的に説明します。わかりやすいように、同じ値の棒グラフを背景に灰色で表示しています。
グラフでデータを表示する際、通常はデータが存在しない日付はスキップし、データが存在する日付のメジャーのみを描画します(※左図)。表や棒グラフでは問題ないのですが、折れ線グラフでこの方法を用いると、「毎月売上実績がある」と誤解を招く恐れがあります。
このような誤解を避けるため、今回は手元にある日付データに欠落がある場合でも、欠落している日付のメジャーを「0」と補完して描画する方法をご紹介します(※右図)。
手順は2ステップです。順を追って説明していきます。
1)①ZN関数とLOOKUP関数で計算フィールドを作成します。
②列に [オーダー日] (※連続日付の「月」)、行に [売上_ZN] を配置します。※本記事では、さらに [都道府県] >「沖縄県」でフィルターをかけています。
以上です!
些細なデザインの選択は、情報の伝わり方に大きな差を生み出します。ダッシュボードを作成するときは、「単にデータを分析した画面」ではなく、「見る人が直感的に、正しい分析結果を理解できる画面」を意識してダッシュボードを作成していきましょう。