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【Vizlib】Vizlib Server アップデート手順

作成者: Holly|2025年2月

 

1. はじめに

今回は、Vizlib Serverのアップデート手順をご紹介します。

「アップデート」ですので、既に環境にVizlib Serverがインストールされていることを前提としています。

2. アップデート手順

2-1. バージョン確認

VMC(Vizlib Management Console)にログインし、Vizlib Serverの現在のバージョンを確認します。ログイン完了後のホーム画面左下に記載されています。

合わせて、今回のインストール対象となるバージョンを確認します。

Changelogで、現在のバージョンから今回のインストール対象のバージョンまでの変更履歴を必ず確認しましょう。クリティカルなアップデートがあり、バージョンアップに失敗するリスクを事前に把握しておくためです。(筆者は上記の作業を怠り、謎のエラーの原因特定に多大な時間を要した苦い記憶があります)

2-2. インストールファイルの取得

Vizlib Portal にログイン後、Products > Vizlib Server > Qlik Enterprise Versions から対象のバージョンのダウンロードを行います。

2-3. アップデートの実行

2-2でダウンロードしたインストールファイル(.exe)を展開します。以下の手順に従ってインストールを進めてください。

  • Vizlib Server インストール手順

    A. 推奨リソースを確認し、「Next」を選択します。

    B. 「I accept the agreement」を選択し「Next」を選択します。

    C. 「Next」を選択します。

    D. 「Install」を選択します。

    E. インストールが完了するまで待機します。

    F. 「Finish」を選択しインストールを終了します。

2-4. アップデート後の確認

アップデートが完了したのち、Qlik SenseやConfig DBとなるPostgreとの接続が正常に行われているかを確認します。

VMCにログインし、キャプチャのように Dashboard の各種接続先に対して緑色のチェックマークが表示されていれば正常に動作しています。合わせて、画面左下のバージョンが予定していたバージョンとなっているか念のため確認しておきましょう。

3. おわりに

以上がVizlib Serverのバージョンアップデート手順となります。

環境構築と比べて、かなり楽に実施できるので、一度環境を構築してしまえば運用はそれほど面倒ではありません。

しかし、Vizlib Serverはアップデート頻度が高く、時に大きな仕様変更をサラッと行ってくる曲者です。Changelogをしっかり確認し、なるべくスムーズにアップデートできるように備えましょう。