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DMBOK 第2版 日本語版を読み進めてみる 序章

執筆者 Kin-chan 更新日時 2023年12月20日

目次

 

はじめに

皆さんこんにちは!

INSIGHT LAB株式会社のKin-chanです。
 ニックネームでKin-chanを名乗っておりますが、中の人は44歳のおじさんです。年齢の事だけ言っててもアレなので、軽く自己紹介させてください。

  • ニックネーム:Kin-chan
  • 千葉県船橋市生まれで現住、44歳、2023年6月入社
  • 前職は水産物の卸売小売(「浜の仲買(漁師さんが獲ったアサリなどの2枚貝を仕入をし、豊洲や横浜・盛岡など全国各地の卸売市場)」の商売をしていました)

つまり前職は弊社のようなIT業界に居なかった人でした。

 「データの民主化」をスローガンとするINSIGHT LABに入社して「データってなんだ?」というところから知るべきと考え、今回DMBOKというものを知ろうと思いました。データについて知ることはDXを知ることになるのかな?とも考えており、DMBOKを読み進めることでデータであったりデータマネジメントに関わる多くの知識を得られるといいなと思っています。

さて、DMBOKっていうけど...

 DMBOK、皆さんは日本語でなんて読みますか?「でぃんぼっく」と呼ばれることが多いようです。DMBOKは「Data Management Body Of Knowledge」の頭文字をとってDMBOKと呼ばれています。DMBOKは2011年に第1版の日本語版が出版され、2018年に日本語版第2版が出版されました。今後は第1版を「DMBOK」、第2版を「DMBOK2」と記すことといたします。

早速ですがDMBOK2がどんな内容なのか、章立てを見てみることにしましょう。

DMBOK第2版日本語訳版の目次

(左数字は章番号、右数字は開始ページ)

章No. 章タイトル 開始ページ 備考
1. データマネジメント 39  
2. データ取扱倫理 73 2版で追加
3. データガバナンス 93  
4. データアーキテクチャ 125  
5. データモデリングとデザイン 151  
6. データストレージとオペレーション 199  
7. データセキュリティ 247  
8. データ統合と相互運用性 297 2版で追加
9. ドキュメントとコンテンツ管理 331  
10. 参照データとマスターデータ 375  
11. データウェアハウジングとビジネスインテリジェンス 411  
12. メタデータ管理 449  
13. データ品質 481  
14. ビッグデータとデータサイエンス 531 2版で追加
15. データマネジメント成熟度アセスメント 569 2版で追加
16. データマネジメント組織と役割期待 591 2版で追加
17. データマネジメントと組織の変革 615 2版で追加

 

 と、この通りA4サイズ全671ページの超大作です。DMBOKからDMBOK2になるにあたって、改訂ではなくすべての章がゼロから書き直されたそうです。さらに追加になった章もあった結果、DMBOK2のページ数は1.5倍になったとのこと。学生時代に持っていた高木貞二先生の解析概論(旧盤、477ページ)や、Essential細胞生物学(870ページ)もすごいボリュームだなと思っていましたが学生時代以来のボリュームの書籍です。

 「よぉーし、データマネジメントについてすごく興味がでたから初めから頑張って最後まで読んでいくぞ!」となるにはモチベーションの維持が相当に困難であると考えられます(実際私は1ページ目から順番に全部行こうとは思えませんでした)。

従いまして今回の記事では、

  1. 今後の投稿予定
  2. どうしてこの順序でDMBOKを読み進めようと思ったか

について記そうと思います。

 

今後の投稿予定

 先ほどのDMBOK2日本語版の目次の章立て順序には則らずに下記の順序での投稿をする予定ですが、各章ごとにボリュームがとてもある(A4判、約30ページ、フォントサイズ小さめで、内容がみっちり詰まっています)ので、ひとつの章を何回かに分けて(2~4投稿/ひとつの章かな?未定)投稿していこうと思っています。

  • DMBOK第2版日本語版について(今回)
  • 1章「データマネジメント」
  • 14章「ビッグデータとデータサイエンス」
  • 16章「データマネジメント組織と役割期待」
  • 17章「データマネジメントと組織の変革」
  • 15章「データマネジメント成熟度アセスメント」



どうしてこの順序で進めようと思ったか

 全671ページの超大作を読もうとする以上、私は「この本はどんな流れ・方針で出来上がっているのか」を知りたくて、まず目次や序文をよく読み込みました。読み込んだ結果、上記の順序で進めようと思いました。以下にその理由を述べます。

  • 1章「データマネジメント」

 DMBOK2の日本語訳タイトルは「データマネジメント知識体系ガイド」と訳されておりますことから、「データマネジメントとはこういうものですよ」ということを教えてくれる本です。したがって第1章のタイトルが「データマネジメント」となっている以上はとても重要なことが書かれているはずです。これを読み飛ばすわけにはいかないので第1章は必須であると考えました。

  • 14章「ビッグデータとデータサイエンス」
  • 16章「データマネジメント組織と役割期待」
  • 17章「データマネジメントと組織の変革」
  • 15章「データマネジメント成熟度アセスメント」

 この4つの章は2011年のDMBOK初版には記載がなかったDMBOK2版で新しく追加になった項目です。新たに追加になるということは業界的にはホットな話題と考えることができると思い、章立ての順序に則らず投稿をしようと思いました。

 特に第14章の「ビッグデータとデータサイエンス」はタイトルから察するに、ビッグデータやデータサイエンスといった流行りのキーワードの解説をされるのかなと推測をしております。

 また第15章以降をパラパラとめくっていったときに、「データとは直接関係ないかもしれないけど、マネジメントの点で『戦略』にあたることが書かれている気がする!」と感じたことから取り上げることといたしました。

 「つまみ食いじゃないか」というご指摘もあるかと思いますが、DMBOK2日本語版書籍の冒頭に「翻訳者序文」にこんな内容の記述があります(要約しました)。

 各章のイントロダクションを読むもよし、興味がある章を選んで読むもよし。読者の立場(経営層、業務担当者、IT担当者、コンサルタントなど)によって興味の視点が変わるだろうが、それぞれの役割に応じたやるべきことが見えてくるはずである。

 翻訳チームの皆さんにも言っていただいているので、私もそれに則って興味がある章を読み進めようと思います。

 また、この翻訳者序文の文章はDMBOK2日本語版の1ページ目にあり、DMBOK2がどんな性格を持ったものなのかをとても端的に表しています。本当は原文のままご紹介したいのですが、さすがにそのまま記載というわけにはいかないのでぜひ原著に当たってお読みいただきたいと思います。

 またDMBOKの理解に関連いたしまして弊社INSIGHT LABが提供する「CONPASS(データ特化DXコンサルティングサービス)」というサービスも提供しておりますので是非ご参照ください。CONPASSについてはこちらから。

 ということで次回以降、数回に分けて「DMBOK2の第1章を読んでみる」を進めてまいります。今後ともよろしくお願いいたします!

 

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Kin-chan

執筆者 Kin-chan

千葉県船橋市出身・在住、44歳のIT業界ほぼ未経験のおじさん。前職では水産物(アサリやホンビノス貝などの2枚貝)の卸売小売(漁師さんから仕入れて、卸売市場への販売や通販サイト等で直接販売)の商売を経営していました。当時知られていなかったホンビノス貝をもっと知ってもらう活動やホンビノス貝の自動販売機、地元船橋の皆さんをつなげたくて朝市の開催なども手がけました。

 

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