データの利活用が身近になった現代、様々な企業、個人事業主までがデータを活用し、分析や戦略策定等に利用しています。
うちの会社も導入してみたいけど、「経験や勘のほうが楽。」「そもそもどれを導入すれば良いのか分からない…」という状態に陥っていませんか?
そこで今回はBIツールである「Looker」と「Looker Studio」の2種類をご紹介します!
BIツールとは、企業が持つ様々なデータを分析・見える化して、経営や業務に活用できるようにするツールのことです。近年、企業のビッグデータ活用が増えている中で、売り上げデータのトレンド分析や顧客行動のパターン認識、業績の予測などに役立てるため、BIツールを導入する企業が増えています。
Lookerとは、GCP(Google Cloud Platform)で提供されている「データアプリケーションプラットフォーム」です。ユーザーやデータ分析者がデータを探索し、本質を得るために使用できる直感的で柔軟なツールセットを提供しています。
Lookerの主な特徴として、次のようなものがあります。
❶ 有償のアプリケーション ❷ LookMLと呼ばれる独自言語を用いて、データのモデリングが可能 ❸ データに直接接続できる |
Looker Studioとは、Googleが開発したクラウドベースのBIツールです。
GoogleアナリティクスやGoogle広告、BigQuery等のデータと連携し、可視化することができます。
Looker Studioの主な特徴として、次のようなものがあります。
❶ 料金が無料 ❷ 有料版のProが存在 ❸ 一度レポートを作ればその後は自動更新 |
Looker | Looker Studio | |
①独自言語の有無 | あり(Look ML) | なし |
②データ整形の可否 | 可能 | 不可能 |
③利用料金 | 有料 | 無料(Proの場合、月額$9) |
なお、「Looker」と「Looker Studio」については以下の記事でもご紹介しておりますので、ぜひご覧いただければと思います。
〈参考〉
ここまで、「Looker」と「Looker Studio」の特徴や違いについてご紹介しました。
それぞれ特徴が異なり、搭載されているデータ分析機能や可視化機能も違います。それぞれのツールの特徴や機能を比較し、組織や企業が抱える課題やニーズに応じて最適な選択をすることが重要です。
また、弊社ではLookerとLooker Studioに関する紹介資料を公開中です!
記事ではご紹介しきれなかった特徴や他BIツールとの比較などを詳しくご紹介しています。下記ページよりダウンロードが可能ですので、ご参照いただければと思います。
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