マップマーケティング株式会社は、地図システム開発支援用Web API「TerraMap API」において、最新2020年版国勢調査データをリリースしたと2022年12月6日に発表した。
リリースした内容は、「 人口や世帯などについてのデータ」、「就業者人口/業種別就業者人口などのデータ」、そして同社が推計した「一人世帯や年齢を5歳ピッチで区分けした人口などのデータ」だ。
同社が推計を行ったのは、近年の国税調査はそれぞれの質問の回答について不詳数が著しく増加していることがあげられる。
例えば名古屋市中区では、人口の4分の1にあたる23,346人が年齢不詳となっている。データをそのまま活用すると分析と実態に差が生じる可能性があるため、不詳人口分を補完する形で統計データとして提供することになった。
「TerraMap API」は、エリアマーケティングデータを用意することなく自社の分析ツールに組み込める地図システムだ。
BIツールやCRMツールでの地図上のデータ視覚化を強化したり、ポスティングエリアを選定したりするほか、地理情報などを利用したデジタル広告やキャンペーン企画に活用できる。
ほかにも新規出店のエリア分析、介護圏・診療圏などの分析にも役立てることが可能だ。
(画像はプレスリリースより)
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マップマーケティング株式会社のプレスリリース
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