データ活用プロジェクト
ドーモ株式会社は、コスモエネルギーホールディングス株式会社が目指す「データの民主化」プロジェクトをサポートすることになったと2022年10月20日に発表した。両社で協業しながらデータ人材の育成を行っていく。
すべての人が使えるデータプラットフォーム
ドーモは、企業向けローコード開発のクラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を運営している。従来のBI(ビジネスインテリジェンス)やデータ分析ツールと異なり、すべての人々がデータアプリケーションを活用できるための機能をワンストップで提供している。
今回ドーモは、新たなエネルギーソリューションが求められる時代に対応するコスモの戦略として、社内の誰もが簡単にデータを扱える、活用できる体制づくり「全員参加型DX」の推進に向けた協力を行った。
BI導入の発想の逆転
このプロジェクトでは、従来のBI導入法と逆のアプローチを行う。これまでは、既存データの収集を行ってからBI導入、検証を経てデータの可視化を実現するが、今回はBI導入によって可視化を実現し、その後評価、データの整備を行っていくというものだ。
データの可視化を基点とした情報検証や整理を行うことで、プロジェクトの手戻りや再開発に時間を取られることがなく効率的になる。
プラットフォームの実装は、コスモのIT部門とビジネス部門の綿密な連携により、PoC(概念検証)を経て、わずか1カ月で実現したと報告している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ドーモ株式会社のプレスリリース
https://www.domo.com/jp/news/press/cosmo-energy-holdings-202210