株式会社パワー・インタラクティブは、国内の「MOps(Marketing Operations)」に関する調査を行い、その結果を2023年2月8日に発表した。
MOpsとは、人材や業務プロセス、データなどを横断的に統括して効果的な販売促進を行うマーケティングチームだ。
同調査は、米国大手企業の7~8割が持つと言われるMOpsの認知度やマーケティング業務の実態を明らかにするために行われたもので、年商50億円以上の会社に勤務するマーケティング責任者300名を対象に行っている。
自社のマーケティング活動における「収益貢献」を評価してもらったところ、「収益貢献は大部分把握できている」との回答は45.7%、最も高いレベル4の「十分把握しており収益改善のプロセスが構築されている」は23.0%だ。「部分的にしか把握していない」は22.7%、「全く把握できない」は5.0%であった。
マーケティング業務の再現性については、レベル3の「組織的に業務の標準プロセスが確立されている」が31.0%で最も多く、最高レベル5である「組織的に施策のプロセスを改善・最適化できている」は16.0%だ。
MOpsを理解している、聞いたことがある企業は72.7%にのぼるが、すでに組織体制を持っているのは9.0%であった。
(画像はプレスリリースより)
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株式会社パワー・インタラクティブ
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