クラスメソッド株式会社は、コミュニケーションツール「Slack」において、新たに「Slackデータアーカイブ基盤」の提供を2022年12月15日より開始した。メッセージ投稿と編集・削除したログを記録し、ほかのBIツールとの連携も可能だ。
「Slack」は、150カ国・20万社以上に導入されているビジネス向けチームコミュニケーションツールだ。社内コミュニケーションの円滑化だけでなく、インシデント発生時の状況把握や原因究明、重要な意思決定などに使用されているケースもある。
今回新しく追加した「Slackデータアーカイブ基盤」は、クラウド上に各企業専用のデータ基盤をつくり、ツール内の発言やファイル、URLリンクなどを保管・蓄積する。投稿されたやりとりだけでなく編集・削除されたメッセージ、添付ファイルなどあらゆる履歴を記録することができる機能だ。
その記録をBIツールに連携することで、発言の頻度やスタンプの使用、ユーザー間のつながりを計測、可視化。コミュニケーションの履歴・記録から異常を検知したり不正な活動を予測したりすることができる。
また発言記録やファイルの証跡、ハラスメント問題やインサイダー取引などが行われた際の調査など、インシデント発生後のデジタルフォレンジック調査(デジタル鑑識)も可能だ。
ほかにも、稟議や意思決定などの情報共有の証跡を保管し、内部統制に役立てることができる。
(画像はプレスリリースより)
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クラスメソッド株式会社のプレスリリース
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