株式会社ジールは、クラウド型DWH「Snowflake」の導入支援として、グローバルデータ活用共通基盤の構築を目指すAGC株式会社のPoC(概念実証)をサポートしたことを2022年12月9日に発表した。
AGCは、自動車ガラス、フッ素樹脂などの分野で30の国と地域に拠点を置くグローバル企業だ。中期経営計画に「DXの加速による競争力の強化」を掲げており、ビジネスモデルの変革とグローバル市場での優位性確立に向けた取り組みを開始する。
特にデータ活用に重点を置き、2025年までにデータサイエンスの一般教養を身につけた人材5,000名と、上級人材100名を育成するとしており、そのための社内環境整備を検討していた。
グローバル規模でのERPデータとBIシステムを活用するためのDWH(データウェアハウス)として「Snowflake」に着目、Snowflake日本法人とパートナーシップを結んでいるジールとプラットフォーム構築に向けたPoCを実施した。
PoCは「セキュリティ・ガバナンス」「権限管理」「課金を意識したユーザの使用状況の可視化」での効果を確認している。今後は検証環境を構築しながら、実データを使ってBIツールに表示するテストを行っていく予定だ。
(画像は株式会社ジールの公式ホームページより)
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