分析プロセスの自動化を実現
凸版印刷株式会社は、マーケティングにおける顧客の見込み度を予測するAIスコアリングエンジン「KAIDEL(R)」を提供している。
同サービスの顧客行動予測について、一連のAI運用サイクルを自動化するシステムを開発。2023年2月9日より提供を開始している。
顧客の予測・分析を行うツール
「KAIDEL」は、マーケティングのためのデータ整理、AI設計と構築、運用までを同社の専門チームがサポートするサービスだ。「プロモーション反応予測」「優良化予測」「離反予測」などが行えるようになり、MAやBIツールなどとの連携、機能拡張が可能だ。
同サービスにおいて、分析担当者が手作業で行うことの多かったローデータの連携、データ前処理、顧客行動学習・予測(AIスコアリング)、予測結果の連携など、一連の運用サイクルを自動化する新しいシステムを開発した。
同社のマーケターやアナリストなどの専門チームによるノウハウと、自動運用を提供することでマーケティング精度・成果向上、コスト削減、業務効率化などを実現する。
パッケージ化して提供
多くの企業でAIの導入を検討しているものの、PoCや検討の段階に留まり活用に至っていないケースもある。「リソース不足」「成果が出づらい」といった声があったことから、同サービスをリニューアル、パッケージ化して提供しデータ活用と分析の普及を促す。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
凸版印刷株式会社のプレスリリース
https://www.toppan.co.jp/news/2023/02/newsrelease230209_1.html