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【QlikView/Qlik Sense】Set分析の実装方法(基本編・応用編)

作成者: Deck|2014年11月10日

この記事は、BIツール導入支援及びDWH構築支援を15年以上続けてきたINSIGHT LABの中の人が書いています。

また「Set分析の使い方まとめ」にSet分析に関する記事を一覧としてまとめています。のでぜひ。

 

1.QlikのSet分析の実装方法(基本編)

では、早速ご紹介していきます。

 

初めにQlikViewを開きます。

ロードスクリプトを開いて、【テーブルファイル】から「Data_Source」を読み込みます。

読み込みが完了したら、リロードをします。

 

 

 

リロードが完了しました。

【シートオブジェクトの追加】から【チャート】を選択します。

【ウィンドウタイトル】を変更します。(この記事では「Set分析_実装」となっていますが、任意でかまいません。)

【棒グラフ】を選択します。

 

 

 

【軸項目】では、「月」を追加します。

【次へ】を押します。

 

 

 

【追加】を押して、以下のSet分析の数式を追加していきます。

sum({$}売上金額)

 

この数式はSet分析を使って、売上金額の合計を出しています。

$は現在、選択しているすべての選択条件を表しています。

 

【ラベル】を「選択値の売上金額」にします。

 

 

 

追加したら、【完了】を押します。

チャートが完成しました。

 

 

 

リストボックスを追加します。

【リストボックスの追加】から、「月」を追加します。

【OK】を押します。

 

 

リストボックスが完成しました。

完成したリストボックスから、月を選択します。

選択した月のみがチャートに表示されています。

 

 

 

ここから、チャートの数式を追加して、他のSet分析を確認していきます。

 

チャートのプロパティを開きます。

【数式】で以下のSet数式を追加します。

sum({1}売上金額)

※{$}を{1}に変更しています。

 

この数式は先ほどと同じように売上金額の合計を出しています。

先ほどと違うのは$を1に変更している部分です。

1は現在、選択しているすべての選択条件を無視して表します。

 

【ラベル】は「全月の売上金額」にします。

 

 

【OK】を押します。

赤色の棒グラフは選択条件を無視して、すべての月の売上金額が表示されていることが確認できます。

 

 

 

さらに、Set分析を追加していきます。

ここから、リストボックスをもう1つ追加します。

【リストボックスの追加】から、「営業所名」を追加します。

 

 

 

【チャートプロパティ】を開きます。

以下の数式を追加します。

sum({$ <営業所名 = {"横浜課"}>} 売上金額)

 

このSet数式は営業所名に含まれている、「横浜課」の売上金額のみを表示させることができます。

「横浜課」を他の営業所名に変えることも可能です。

 

【ラベル】は「横浜課_売上金額」にします。

 

 

【OK】を押します。

緑色の棒グラフが、横浜課営業所の売上金額のみを表示していることが分かります。

 

 

続けて、QlikのSet分析を使った実装の応用編についてご紹介します。

2.QlikのSet分析の実装方法(応用編)

初めにQlikviewを開きます。

ロードスクリプトを開きます。

【テーブルファイル】から「Data_Source」を読み込みます。

読み込みが完了したら、リロードをします。

 

リロードが完了しました。

 

次に、リストボックスを作成します。

【リストボックスの追加】を選択して、「営業所」と「製品大分類名」を追加します。

【OK】を押します。

リストボックスが完成しました。

 

次に、Set分析を実装した、チャートを作成していきます。

【シートオブジェクトの追加】から【チャート】を選択します。

【ウィンドウタイトル】に「Set分析_実装」と入力をして、【棒グラフ】を選択します。

【次へ】を押します。

 

 

【軸項目】に「月」を追加します。

【次へ】を押します。

 

 

Set分析の数式を追加します。

sum({$<[製品大分類名] = ,[営業所名] = >} 売上金額)

この数式は製品大分類と営業所名の選択を無視して、売上金額を表示しています。

チャートのレイアウトを調整するために、【数式を凡例として表示】のチェックを外します。

【完了】を押します。

 

 

Set分析のチャートが完成しました。

青の棒グラフが製品大分類名と営業所名を選択しても、チャートが絞り込まれないことが確認できます。

 

 

ここから、他のSet分析を追加していきます。

チャートのプロパティを開きます。新しく数式を追加します。

sum({$<製品大分類名 -= {"テレビ"}>} 売上金額)

この数式は製品大分類名の値からテレビだけを除いた売上金額を表示しています。

 

【数式を凡例として表示】のチェックを外します。

【OK】を押します。

 

 

赤の棒グラフが製品大分類名の「テレビ」の売上のみを除外して表示していることが確認できます。

さらに、数式を追加していきます。

チャートのプロパティを開きます。

以下の数式を追加します。

sum({$<営業所名 = {"*東京*"}>} 売上金額)

この数式は営業所名に「東京」が含まれている課の売上金額のみを加算して表示しています。

 

【数式を凡例として表示】のチェックを外します。

【OK】を押します。

 

Set分析の数式が追加されました。

緑の棒グラフが「東京」が含まれる「西東京課」、「東京中央1課」「東京中央2課」「東京東課」「東京南課」の

売上金額のみを表示していることが確認できます。

最後にもうひとつSet分析を追加します。

 

 

チャートのプロパティを開きます。

以下の数式を追加します。

sum({$<製品大分類名 += {"携帯電話","電池"}>} 売上金額)

この数式は選択した製品に携帯電話と電池の売上を加算して表示しています。

 

 

【数式を凡例として表示】のチェックを外します。

【OK】を押します。

 

黄色の棒グラフが選択した「テレビ」に「携帯電話」と「電池」の売上金額を加算して表示していることが確認できます。

 

今回の記事は、以上です。

 

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