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QlikViewで滝グラフ(ウォーターフォールチャート)を作成する方法

執筆者 Deck 更新日時 2014年2月25日

QlikViewで滝グラフ(ウォーターフォールチャート)を作成する方法

QlikView(クリックビュー)では、滝グラフを用いて収入、支出などをひと目でわかりやすくチャート化することができます。

チャートを作成してみましょう。

 

QlikViewで滝グラフ(ウォーターフォールチャート)を作成

1.チャートの追加ウインドウを開きます。

 

■ 基本設定

1.【ウインドウタイトル】に『滝グラフ』と入力します。

2.【チャートの種類】から【棒グラフ】を選択します。

3.【次へボタン】を押します。

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■ 数式の編集

1.入力欄に『sum(売上金額)』と入力します。

2.【OKボタン】を押します。

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■ 数式

1.【表示オプション】の【データ点の値】のチェックボックスをオンにします。

2.【追加ボタン】を押します。

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以上と同様に、『sum(仕入金額)』、『sum(経費)』、『sum(税)』をそれぞれ作成し、【データ点の値】のチェックボックスをオンにしましょう。

 

■ 数式

1.『sum(売上金額)』を選択します。

2..【ラベル】に『売上金額』と入力します。

 

同様に、『sum(仕入金額)』『sum(経費)』『sum(税)』も【ラベル】にそれぞれ『仕入金額』『経費』『税』と名称を変更します。

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■ 数値書式

1.【数式】から『売上金額』を選択します。

2.【数値書式設定】の【整数ラジオボタン】をオンにします。

同様に、『仕入金額』『経費』『税』も【整数ラジオボタン】をオンにします。

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以上の作業から以下のチャートが作成されていることが確認できます。

waterfall9

 

これではまだ普通の棒グラフですね。

このチャートを滝グラフに変更しましょう。

チャートプロパティを開きます。

 

■ 数式

1.『仕入金額』の【+ボタン】を押します。

2.【補正ボタン】を押します。

3.【定義】に『sum(売上金額)-sum(仕入金額)』と入力します。

4.【-ボタン】を押して閉じます。

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■ 数式

1.『経費』の【+ボタン】を押します。

2.【補正ボタン】を押します。

3.【定義】に『sum(売上金額)-sum(仕入金額)-sum(経費)』と入力します。

4.【-ボタン】を押して閉じます。

 

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■ 数式

1.『税』の【+ボタン】を押します。

2.【補正ボタン】を押します。

3.【定義】に『sum(売上金額)-sum(仕入金額)-sum(経費)-sum(税)』と入力します。

4.【-ボタン】を押して閉じます。

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■ プレゼンテーション

1.【凡例】の【凡例の表示】チェックボックスをオフにします。

2.【OKボタン】を押します。

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以上の作業から以下のグラフが作成されていることが確認できます。

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また棒の場所を移動することもできます。

チャートプロパティを開きましょう。

 

■ 数式

1.『売上金額』を選択します。

2.【下へボタン】を押します。

『売上金額』が『仕入金額』の下に下がったことが確認できます。

3.【OKボタン】を押します。

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以上の作業から以下のグラフが作成されていることが確認できます。

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『仕入金額』と『売上金額』の位置が入れ替わっているのが確認できます。

 

QlikViewで扱えるチャート一覧はこちら

 

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BIスペシャリスト

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