執筆者 KJ 更新日時 2014年7月17日
QlikView (クリックビュー)には、テーブルを結合する関数として、「JOIN句,KEEP句,CONCATENATE句」が用意されています。
今回はそれぞれの機能について解説します。
最初に、テーブル結合に必要な関数は同じ目的で使用可能です。
1つの項目名と「キー」を共有します。
下記の表のテーブル間でテーブル1は「キー4」、テーブル2は「キー3」を持っていないことに注意してください。
●JOIN句
JOIN句は「キー」が一致する行を結合します。
1.OUTER JOINは、テーブル内の行と一致しない行を保ったままテーブルを結合します。
2.LEFT JOINは左の表のテーブルを固定したまま、右側のテーブルでは、一致しない行は無視します。
3.RIGHT JOINは右の表のテーブルを固定したまま、左側のテーブルの一致しない行を無視します。
4.INNER JOINは左側のテーブルと右側のテーブルに対応する行を結合します。
●KEEP句
KEEP句はテーブルを1つにまとめる効果あるいは2つのテーブルをまとめる効果があります。
接頭辞(LEFT、RIGHT、INNER)は常にKEEPの前に付きます。テーブルからのレコードの選択は接合箇所が同じ項目で結合します。
しかし、2つのテーブルは連結されず2つの別々に指定されたテーブル名で保存されます。
●CONCATENATE句
1つのテーブルを他のテーブルに連結させることができます。
連結したテーブルの列の数は、2つの入力テーブルからの列の合計となります。
●NOCONCATENATE句
CONCATENATEで結合させたテーブルを、NOCONCATENATE句を使って分割させることもできます。
セールスマーケティング 部長 野球部 部長
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