日本電気(NEC)は、「CADDE(ジャッデ)」の普及を目指している。
2023年4月7日、エブリセンスジャパン、日立製作所、情報・システム研究機構 国立情報学研究所、ザイナスとともにCADDEの利用ユースケースや具体的な利用方法を理解するためのドキュメント「外部仕様書」を新たに発表していると報告した。
CADDEは、分野を超えたデータを発見・横断的利用ができる仕組みのことで、内閣府総合科学技術・イノベーション会議の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期」であげられた計画の一つ「ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術」の取り組みとして行われているもの。
日立、SBテクノロジー、国立大学法人東京大学、NEC、富士通、NII、NTTデータ、JIPテクノサイエンスが共同開発した。
今回、CADDEの活用が想定される企業とともに産業・商業で利用されるデータ、オープンソースデータ、データ取引で利用されるデータ、スマートシティで利用されるデータの4つの基盤や接続などに関する実証を2022年11月から2023年2月にかけて実施。
CADDE社会実装に向けた技術的課題の抽出を行い、それに対応する解決策のとりまとめを行った。
これらは、デジタル田園都市国家構想に向けたデータ連携基盤の技術的発展の促進へとつなげるほか、実証で得られた成果をCADDEの主要機能の外部仕様書として広く一般公開し普及の拡大を図る。
(画像はプレスリリースより)
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日本電気株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
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