クロスロケーションズ社は2日、資本業務提携先であるNear社が開発した「類似行動オーディエンス 」を活用した広告配信サービスの提供を開始しました。
クロスロケーションズ社は、位置情報ビッグデータ解析エンジンの開発や次世代の位置情報マーケティングサービスを提供する企業です。
「類似行動オーディエンス 」を活用した広告配信機能は、同社が開発した「Location Ad 2.0」のラインアップに加わる形で提供されています。
今までの広告オーディエンスは、Webサイトへの訪問履歴やコンテンツの閲覧履歴などによって抽出されたオーディエンスが中心のため、現実世界での実際の行動を基にした潜在顧客へのアプローチが困難でした。
類似行動オーディエンスは、Near社の人流ビッグデータを独自の機械学習のアルゴリズムを用いて構築された「Allspark」と、クロスロケーションズ社の広告主向けに提供している「リアル人流DMP」を連携させています。そのことで、現実世界における人々の行動傾向を分析し、類似した行動傾向のオーディエンスを構築します。
同サービスにより、潜在顧客へECサイトへの新規流入を促進させる、現実世界での行動様式に合わせたブランド認知向上キャンペーンの実施、来店したが位置情報履歴の無い潜在顧客へのアプローチへの活用が期待されています。
(画像はプレスリリースより)
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クロスロケーションズ株式会社 プレスリリース(PR Times)
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