宿泊施設向けAIスピーカーを提供するTradFit社は、AIスピーカーから受け取った宿泊客の要望により、必要に応じてオペレーターによる有人対応へ切り替えるためのQRコードを画面に表示する技術である「クラウドコールセンター」が基本特許を取得したと発表しました。
宿泊客の年齢、性別、国籍といった属性は様々であるため、要望内容によってはAIスピーカーで自動対応できない場合が生じていました。有人対応に切り替えるためにユーザーの画面上にQRコードを表示し、宿泊客がそのQRコードを読み込むことで、クラウドコールセンターにつながり、要望を伝えることが可能となります。
TradFit社は宿泊施設向けの音声・AI・IoT技術などを活用したコンシェルジュアプリケーションを開発し、宿泊客の満足度向上と宿泊施設の業務改善を目指した事業を展開しています。
同社は、米国Microsoft社やGoogle社のスタートアップ支援プログラムに採用されるなど、注目を浴びている事業を展開しています。他にも多くの特許出願をしており、同社にしか提供できない独占領域を拡大することで、成長を最大化し、国内外の観光業界を盛り上げていきたいと語っています。
(画像はプレスリリースより)
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TradFit株式会社プレスリリース(PR Times)
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