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テレビCMの効果をデータ化、「O2O2Oダイレクト」の効果検証レポートを発表

2023年2月10日

5社協業のデータ活用

技研商事インターナショナル株式会社は、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、讀賣テレビ放送株式会社、中京テレビ放送株式会社、株式会社福岡放送、広島テレビ放送株式会社の5社と協業した「O2O2Oダイレクト」における分析結果のレポートを2023年1月26日に公開した。

テレビCMの反応を分析する

「O2O2Oダイレクト」は、テレビCMに連動したデータ放送を自動表示し、テレビに登録されている視聴エリアを判別してキャンペーン用QRコードを表示。キャンペーンで来店を誘導し、そこから得られる様々なデータを分析、効果を検証するというものだ。

技研商事インターナショナルが開発したエリアセグメンテーションデータ「c-japan(R)」を活用し、QRコードを表示させた人の属性など独自データを収集。

また、GIS(地図情報システム)やBIツールなどを使った「MarketAnalyzer(TM)5」を使って地図上にデータを表示・計測し広告に反応があったエリアを可視化する。

4エリアでの広告クリック率検証

今回の「O2O2Oダイレクト」では、中京・関西・広島、福岡の4つのエリアで積水ハウス株式会社の広告クリック率を検証した。その結果、都市部より地方での反応が多く、ターゲットとなる子育てファミリー層、マイホーム予備軍に反応があった。

また中京エリアでは、ファミリー層だけでなく工場勤めと予想される層に反応があることが明らかになった。ほかにも、交通の便がよい住宅街や独身貴族などのセグメントの反応も検出されている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

技研商事インターナショナルのプレスリリース

https://www.giken.co.jp/information/20230126/

Topics: ニュース
BI LAB編集室

Written by BI LAB編集室

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