QlikViewではチャートの値に色をつけることができます。
では早速手順を説明していきます。
●チャートの作成
■基本設定
1.【グラフの種類】で【ストレートテーブル】を選択します。
2.【次へボタン】を押します。
■軸
1.【項目/グループ】から『仕入先名』を選択し、【追加ボタン】を押します。
2.【次へボタン】を押します。
■軸の制限
1.【次へボタン】を押します。
■数式
1.『sum(仕入金額)』と入力します。
2.【OKボタン】を押します。
3.【ラベル】に『売上』と入力します。
一旦、ここで【完了ボタン】を押します。
以上の作業で完成したチャートは、以下の通りです。
●文字色の設定 100万未満を赤、3000万以上を青、それ以外を黒で表示させる。
1.チャートの上で右クリックをしてプロパティを開きます。
※文字の色の設定は、【数式タブ】と【条件付き書式タブ】の2通りの設定方法があります。
ⅰ.【数式タブ】での設定
■数式
1.左上ボックス内の【売上】の左にある+マークを押します。
2.【テキストの色】を押します。
"3.【定義】に
if(Sum (売上金額)<=9999999,RGB(255,0,0),
if(Sum (売上金額)>=30000000,RGB(0,0,255),RGB(0,0,0)
)
)
と入力します。
4.【OKボタン】を押します。
完成です。
ⅱ.【条件付き書式】での設定
■条件付き書式
1.【次の値以上】に『30000000』と入力する。
2.【次の値以下】に『9999999』と入力する。
3.【テキスト】の一番上のボックスを押します。
■色の設定
1.【基本色】の【固定】の右にあるボックスを押します。
2.青を押します。
3.【OKボタン】を押します。
4.【OKボタン】を押します。
■条件付き書式
1.【テキスト】の三番目のボックスを押します。
■色の設定
1.一番目と同じ手順で赤を設定します。
2.【OKボタン】を押してプロパティを閉じて完成です。
値に色が付いていることが確認できます。
今回は青赤黒の三色でしたが、設定すれば色や色の数を変更することが可能です。
●実際に使う際には以下のような使い方をするとビジュアルからデータを読み取りやすくなります。
1.『0』を基準とした実数表示
2.『0』を基準とした%表示