■目次
QlikView(クリックビュー)では棒グラフを用いてBullet Chartを作成することができます。
Bullet Chartとは二つ以上の比較物をよりシンプルかつ明確にあらわすためのチャートです。
では、Bullet Chartの作成方法を説明します。
QlikViewでBullet Chartを作成する方法
チャートの作成
- チャートの追加ウィンドウを開きます。
■ 基本設定
- 【グラフの種類】で【棒グラフ】を選択します。
- 【次へボタン】を押します。
■ 軸
- 【次へボタン】を押します。
■ 数式編集
- 『sum(売上金額)』と入力します。
- 【OKボタン】を押します。
■ 数式
- 【追加ボタン】を押します。
■ 数式の編集
- 『sum(仕入金額)』と入力します。
- 【OKボタン】を押します。
■ 数式
- ここで一度【完了ボタン】を押します。
棒グラフのチャートがシートに表示されていることが確認できます。
チャートの編集
- チャートの上で右クリックをしてチャートのプロパティを開きます。
■ 基本設定
- 【チャートにタイトルを表示する】のチェックボックスをオフにします。
■ キャプション
- 【キャプションの表示】のチェックボックスをオフにします。
■ レイアウト
- 【影の強度】で【影なし】を選択します。
- 【枠線の幅】を【0pt】にします。
■ 数式
- 【sum(売上金額)】を選択します。
- 【定義】に『num(sum(売上金額),'¥#,##0')』と入力します。
- 【ラベル】に『売上金額』と入力します。
- 『売上金額』の左にある【+】をクリックします。
- 下に出てきた【テキストの色】を選択します。
- 【定義】に『white()』と入力します。
- 『売上金額』の左にある【-】をクリックします。
- 【sum(仕入金額)】を選択します。
- 【定義】に『num(sum(仕入金額),'¥#,##0')』と入力します。
- 【ラベル】に『仕入金額』と入力します。
- 『仕入金額』の左にある【+】をクリックします。
- 下に出てきた【テキストの色】を選択します。
- 【定義】に「black()」と入力します。
- 『仕入金額』の左にある【-】をクリックします。
- 『売上金額』を選択します。
- 【表示オプション】で【データ点の値】のチェックボックスをオンにします。
- 『仕入金額』を選択します。
- 【表示オプション】で【データ点の値】のチェックボックスをオンにします。
■ 目盛線
- 【数式の目盛線】で『売上金額』を選択します。
- 【目盛線の色】をクリックします。
■ 色の設定
- 【透過性】を【100%】にします。
- 【OKボタン】を押します。
■ 目盛線
- 【数式の目盛線】で『仕入金額』を選択します。
- 【目盛線の色】をクリックします。
■ 色の設定
- 【透過性】を【100%】にします。
- 【OKボタン】を押します。
■目盛線
- 上記と同様に【軸の目盛線】の【目盛線の色】も【透過性】を【100%】にします。
- 『売上金額』を選択して【数式の目盛線】の【フォント】をクリックします。
■フォント
- 【色】をクリックし、ここでも先ほどと同様に【透過性】を【100%】にします。
- 【OKボタン】を押します。
■目盛線
- 『仕入金額』を選択して【数式の目盛線】の【フォント】をクリックし、【透過性】を【100%】にします。
- 【軸の目盛線】の【フォント】をクリックし、【透過性】を【100%】にします。
■スタイル
- 【方向】で右にある横向きのグラフを選択します。
- 【形式】で【積み上げ】を選択します。
■ プレゼンテーション
- 【データ点の値】で【要素の中に値を表示】のチェックボックスをオンにします。
- 【OKボタン】を押します。
数値をグラフの中に表示したBullet Chartが完成したことが確認できます。
この記事は、以上です。