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QlikViewの条件付き表示で表示/非表示を切り替える方法

執筆者 Deck 更新日時 2013年12月26日

QlikViewの条件付き表示で表示/非表示を切り替える方法

QlikViewで表示/非表示を切り替える方法

QlikView(クリックビュー)では、データに条件を設定することで、表示/非表示を切り替えることができます。

今回は、大量のデータの中で、見たいデータのみを表示させるチャートの例を紹介します。

 

ロードスクリプトの編集

1.ロードスクリプトの編集ウィンドウを開きます。

 

■ ロードスクリプトの編集画面

  1. インラインロードを挿入します。

 

■ インラインデータウィザード

  1. インラインロードを入力します。
  2. 【OKボタン】を押します。

 

lego088

 

■ ロードスクリプトの編集

  1. ロードスクリプトの内容を確認し、【リロードボタン】を押します

 

lego087

 

リストボックス作成

  1. リストボックスの追加ウィンドウを開きます。

 

■ シートプロパティ

  1. 『項目』のリストボックスを追加します。

 

 

ピボットテーブルの作成

  1. チャートの追加ウィンドウを開きます。

 

■ 基本設定

  1. 【演算実行条件】に『GetSelectedCount(項目)>0』と入力します。
  2. 【チャートの種類】で【ピボットテーブル】を選択します。
  3. 【次へボタン】を押します。

 

lego086

 

■ 軸

  1. 【項目/グループ】から『四半期』 『年』 『月』 『営業所名』 『都道府県』 『顧客名』を選択し、【追加ボタン】を押します。
  2. 【軸項目】に上記の項目が追加されたことを確認して【次へボタン】を押します。

 

lego085

 

■ 数式の編集

  1. 入力欄に『Sum(売上金額)』と入力します。
  2. 【OKボタン】を押します。

 

■ 数式

  1. 【ラベル】に『売上』と入力します。
  2. 【完了ボタン】を押します。

 

演算実行条件を指定したためチャートが非表示になっていることが確認できます。

lego084

 

データ量が膨大になればなるほど、表示するのに時間が掛かるため注意が必要になります。

次に、項目の表示/非表示設定をしていきます。

 

項目の表示/非表示設定

  1. チャートのプロパティを開きます。

 

■ 軸

  1. 【軸項目】の【四半期】を選択し、【条件付き表示】のチェックボックスをオンにします。
  2. その下の入力欄に『=SubStringCount(Concat(ID,';'),1)』と入力します。
    ※先程インラインロードで『四半期』の『項目』を1としたため、『(~1)』となっています。lego081
  3. 残りの【軸項目】の条件付き表示も設定していきます。
    ※    年 : =SubStringCount(Concat(ID,';'),2)
            月 : =SubStringCount(Concat(ID,';'),3)
    と、対応した数字を『=SubStringCount(Concat(ID,';'),○)』の『○』の中に入れていきます。

 

lego080

 

■ プレゼンテーション

  1. 【常にすべて展開】のチェックボックスをオンにします。
  2. 【OKボタン】を押します。

 

11

以上で完成です。

完成したチャートは下記のものです。

 

lego079

 

選択した項目のみ表示されていることが確認できます。

lego078

 

QlikViewで扱えるチャート一覧はこちら

 

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BIスペシャリスト

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