目次
QlikViewでは並列ステートを用いることで指定したオブジェクト間のみでの選択状態の共有ができます。
●並列ステートの設定
1.【Ctrl + Alt + D】でドキュメントプロパティを開きます。
■ 基本設定
1.【並列ステートボタン】を押します。
2.【追加ボタン】を押します。
3.空欄に任意の文字『A』を入力します。
4.【OKボタン】を押します。
5.【並列ステートウィンドウ】に先ほど入力した『A』が表示されているのを確認したら【OKボタン】を押します。
6.【OKボタン】を押します。
●チャートの作成
1.チャートの追加ウィンドウを開きます。
■ 基本設定
1.【チャートの種類】から【棒グラフ】を選択します。
2.【次へボタン】を押します。
■ 軸
1.【項目/グループ】から『年月』を選択し、【追加ボタン】を押します。
2.【軸項目】に『年月』が追加されたことを確認して、【次へボタン】を押します。
■ 数式の編集
1.入力欄に『sum(売上数量)』と入力します。
2.【OKボタン】を押します。
■ 数式
1.【OKボタン】を押します。
● リストボックスの追加
1.リストボックスの追加ウィンドウを開きます。
■ 項目
1.【項目】から『年月』『年』『月』を選択して、【追加ボタン】を押します。
2.【リストボックス表示項目】に『年月』『年』『月』が追加されたことを確認して【OKボタン】を押します。
以上の作業で作られたシートは下記です。
次にチャートやリストボックスを編集して並列ステートを設定していきます。
● チャートの編集
1.チャートのプロパティを開きます。
■ 基本設定
1.【並列ステート】のプルダウンから『A』を選択します。
2.【OKボタン】を押します。
● リストボックスの編集
1.『年月』のリストボックスのプロパティを開きます。
■ 基本設定
1.【並列ステート】のプルダウンから『A』を選択します。
2.【OKボタン】を押します。
以上で並列ステートの設定は終わりです。
実際に機能するか見てみましょう。
『年月』のリストボックスで項目を選択したらチャートも絞り込まれますが、
『年』や『月』のリストボックスで項目を選択してもチャートが絞り込まれないことが確認できます。