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Tableauでよく使うチャート表示形式①

作成者: BI LAB編集室|2017年11月22日

この記事は、『ゼロからわかる!Tableau入門講座』の第7回の記事です。
目次はこちら

今回はTableauでよく使うチャートの紹介をしていきます!

棒グラフ、折れ線グラフ、コンボチャート

推移を見ながら比較分析したり、ランキングを作成する場合に使うチャートです。
上のチャートでは売上高と顧客単価についての推移を表示していますね。
どういう時にどちらのグラフを使うかは、以下の指針を参考にしてみましょう。

  • 棒グラフ……売上や来客数など、実績として記録がついたものを集計するときに使いましょう。
  • 折れ線グラフ……顧客単価のほかに予算の達成率など、割合を表すものを表示するときにわかりやすいです。

Tableauでは上記のグラフ同士を組み合わせて、売上の実績値と予算達成率がひとつになった説得力のあるチャートが作成できます!
チャートの種類をコンボ チャートにすれば、棒と折れ線を同じチャートの中で表示できます。

テキスト表

明細データを表示したい場合に使うチャートです。
上のチャートでは、売上の明細データを表示し、それを利益の大きさで色分けしています。
Tableauは簡単にきれいなチャートを作ることができるので、このテキスト表を見落としがちですが、実はとても重要なチャートなのです。特長を確認してみましょう。

  • グラフでは見ることのできない明細データをみることができる。
  • Excelライクな見た目で、BIツールに抵抗がある人でも親しみやすい。

棒グラフや折れ線グラフでデータの傾向を掴んでから、一度明細データに戻ることで、新たな発見があるかもしれません!

散布図

2項目間の分布や、相関関係を把握したい場合に使うチャートです。
上のチャートでは、売上と利益の関係を表示しています。
データ分析の基本ともいえる散布図の特長は、

  • 項目同士の関係性をひと目で把握できる。

あるデータの分析を始めたら、まず最初に散布図で何かしらの特徴を見つけるのが効果的です!

 

今回はここまでです。
次回も引き続きチャートを紹介していきます。

→第6回『色塗りマップを作成してみよう!』を読む
→第8回『表示形式②』を読む

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