この記事は、『ゼロからわかる!Tableau入門講座』の第8回の記事です。
目次はこちら。
今回も引き続きTableauでよく使うチャートの紹介をしていきます!
ツリーマップ
ツリーマップは「カテゴリで分けられた分析対象を」「数字の大小を面積で表現する」チャートです。
数値の大小を面積で表現するチャートは他にも円グラフや帯グラフがありますが、使い分け方を確認しておきましょう。
- ツリーマップでは複数の軸を1つのチャートに表現することが多い(「和書」-「雑誌」-「ファッション」のような分類のカテゴリ分け)。
- 円グラフ・帯グラフよりも階層構造がわかりやすい。
- 面積を使って確認することができる。
このように使い分けをするといいですね。
箱ひげ図
箱ひげ図はデータのばらつきをわかりやすく視覚化したものです。
同じくデータのばらつきを見ることができるヒストグラムとの違いを整理しましょう。
- 箱ひげ図では異なる複数のデータのばらつき具合を比較することができる。
- 外れ値を除いたデータのばらつきを見ることができる。
ちなみに、箱ひげ図の真ん中の線は、平均値ではなく中央値ですので注意が必要です。
箱ひげ図は、以下の記事で詳しく解説しています。
マップ
マップは集計した値を地図に色を塗り分けて表示したり、地図の上に大小のバブルを重ねて表現するチャートです。
全体を俯瞰することで隣同士の土地や共通する特色を持った地域ごとの傾向が見えてくるかもしれません。
- 他の地域と値が大きく異なる地域は色が変わったり大きなバブルが表示されてわかりやすくなる。
- 大都市vs地方や海沿いvs内陸など、地域ごとの特色が現れるかもしれない。
- 全体の傾向を見るには便利ですが1つ1つの値を確認することには向いていないので、各々の値を見る必要もあるときにはテキスト表で確認しましょう。
Tableauでよく使うチャートの説明は以上です。
ここでは紹介しきれなかったチャートも他の記事で紹介していきます!
いろいろなチャートを適材適所で組み合わせて、見る人にわかりやすい分析を行いましょう!
次回は、これまで作成したチャートを組み合わせてダッシュボードを作成していきます。