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BIツールで作成するチャートの基本10パターン:可視化のエッセンス

2020年7月22日

1.単純な値の比較(値比較)

 

 数値を眺めていただけでは、その数値のよし悪しはわかりません。データを棒グラフなどで並べてみることで、結果が良かったのか悪かったのかが初めて把握できます。

 

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2.単位の異なる値比較(単位比較)

 

 売上年間推移の棒グラフに前年比を折れ線グラフで表すなど、単位の異なる数値を比較します。

 

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3.時系列で傾向を把握(時系列)

 

 棒グラフ、折れ線グラフなどを用いて時系列での傾向を掴みます。売上構成比なども帯グラフで推移を見ることで、変化がわかりやすくなります。

 

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4.内訳・割合で比較(内訳)

 

 一般に円グラフなどで内訳を把握しますが、メッコチャートなど2軸(クロス集計)での内訳を表現するチャートもあります。

 

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5.データ間の関連性(関連性)

 

 結果を導く要素に因果関係がある場合に複数のチャートを並べて、その因果関係を調べます。例えば、販促費と売上を同時に表示して販促費が売上にどのように寄与しているのかを把握します。

 

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6.グルーピングして比較(グルーピング)

 

 多くの顧客、商品が存在する場合など、売上金額などでランク化して比較することで、傾向が使いやすくなります。

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7.プロセスを把握(プロセス)

 

 結果に到達するのに複数のプロセスが存在する場合に、プロセスの順番に並べて、どのプロセスが結果に影響を与えているかを表します。

 

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8.空間に配置して関係性を表現(空間)

 

 分析対象同士が近いか遠いかを散布図などを用いて表現します。また図式化して表したいような場合にも指標の関係を空間に配置すると因果関係がわかりやすくなります。

 

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9.リスト・順位を管理(リスト)

 

 リストをソートしたり、順位をつけて表示します。前年、前週の順位なども合わせて表示すると、位置づけや変化もわかりやすくなります。

 

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10.分析軸を選んだデータのクロス集計

 

 ピボットテーブルのようなクロス集計表に数値の大小を応じて背景色をつけたり(ヒートマップ)、メッコチャート(マリメッコチャート)やツリーマップなどを用いて面積で表すと効果的です。

 

まとめ

 

 分析をする時に利用するチャートは、基本的にはこの10パターンに集約することができ、どんなに深い分析をする時にも、裏側では、これら、もしくは組み合わせることによって分析をしています。基本10パターンを参照頂いたところで、次は、実際にこのグラフをどのように使っていくのか以下のページでご説明したいと思います。

#BIツールで分析の基本パターンの使い方15チャート

 

BI LAB編集室

Written by BI LAB編集室

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