今回は、営業効果がどれだけあったのか、営業回数と商品の売上を散布図を使って分析したいと思います。
今回、使用するデータソースは「data_source」を使います。
使用するチャートは散布図を使用し、製品と売上金額、営業回数から、売上効果を分析します。
作業フローは
①データの取り込み
②チャートの作成
➂商品分類のサイクリックを作成
という流れです。
①データの取り込み
では、早速データを取り込んでみたいと思います。
今回使用するテーブルは「商品小分類」、「商品中分類」、「商品大分類」、「売上明細」、「営業報告」です。
これらを取り込んでリロードします。
これで、データの取りこみは完了です。
②次はチャートの作成です。
散布図を作成します。おおまかな作成方法は、以前の記事を読んでください。
シート上から、右クリックを押し、シートオブジェクトの追加から「チャート」を選択します。
基本設定タブでウインドウタイトルを営業効果分析にします。そして「チャートにタイトルを表示する」のチェックを外し、散布図を選択します。
今回は軸項目に、「製品大分類名」を追加します。
次に数式の設定を行います。数式は3項目作成します。「売上げ金額」、「販売数量」、「営業回数」です。
まず、X軸に「売上金額」、Y軸に「売上数量」を設定します。
最後に「営業回数」を設定します。Z軸に「訪問目的コード」をcount()関数で数えます。
数式は「count(訪問目的コード)」とします。※訪問目的コードを1回とみなしカウントします。
これで数式は完了です。ここで「完了」を押し、一度チャートを確認します。
このようなチャートが完成しているかと思います。
これからチャートを見やすくしていきたいと思います。まず、グリッドを追加します。
右クリックを押し、「目盛線」タブを開きます。X軸とY軸の「グリッドの表示」にチェックを入れます。
そして、「プレゼンテーション」タブの基準線を追加します。
ラベルに平均と入力して、定義の「パーセントスタイル」にチェックを入れます。
➂商品分類のサイクリックを作成
設定タブの「ドキュメントプロパティ」を開きます。
グループタブの新規作成をクリックします。
「製品中分類名」「製品大分類名」「製品小分類名」の項目を追加します。
サイクリックを設定できたので、チャートの軸項目を変更します。
チャートを右クリックし、「軸」タブから「製品」項目を追加し、「製品大分類名」項目を削除します。
ここでOKを押します。
するとこのようなチャートが完成します。
営業成績の回数と売り上げ数量と、売上金額の相関が見ることができます。